インプレッサとランエボ比較

エンジン特性を比較した記事が無かったので自分で作ってみました。

ランエボⅧ MRが出たことで
いろんな雑誌でインプレッサとランエボの比較をやっているようだ。

わたしもよくその手の雑誌を見るのだが、ランエボの方が早いと言う記事が多い気がする。しかし、テストドライバーは買うならインプレッサという記事が多い。

電子制御で武装したランエボよりも、車を操る楽しさがあるインプレッサが良いというのだ。

まあ、私もATに乗らずMTに乗っているのもこの理由からであるからして納得してしまうのだ。

で、エンジンの性能を比較してみた。
（両車のHPのエンジン特性グラフから数値を抜き出してEXCELに入れてグラフ化しました）
グラフを見てもらえば一目瞭然なのだが、この両車のトルクカーブを見ると面白いことがわかる。
出だしのトルクが太いインプレッサだが、2500rpm付近だとランエボが逆転しその後4500rpm付近ではインプレッサが再逆転する。

インプレッサは高回転が得意ということだが、そのとおりの結果ということか。
比較グラフをつくってみて感じたのだが、エンジンで見れば両車本当に実力が均衡しているんだろうなぁということ。
量産車ではランエボのほうが電子制御で早くなっているが、WRCの世界ではインプレッサも電子制御されている。
10年参戦していまだに一線級の実力を維持できているのはインプレッサ自体の素性のよさなのだろう。