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【WRC】骨折ローブの代役はマクレー!!!

2006-10-04 09:09:18 | WRC関連
先日の記事で現在首位独走中のセバスチャン・ローブが骨折してトルコラリーを欠場することをお伝えしましたが、その代役が決定しました。

なんとなんと、その代役は

コリン・マクレー

1995年にスバル・インプレッサにてWRCチャンピオンになっているコリンマクレーです。

いやはや、こんなサプライズを用意してくるとは、クロノス&シトロエンやってくれます。

半分冗談どころか全部冗談のつもりでマクレーとかサインツとかが復活したらいいなぁ~って書いたつもりだったんですが、まさかマクレーを本当に起用するとは思っても見ませんでした。

マクレーがWRCを最後に走ったのは去年のオーストラリアでした。明らかに戦闘力の劣るファビアを駆り、三菱ランサーにのるロバンペッラと熾烈な2位争いを繰り広げたのです。

最終的には、クラッチトラブルによりリタイアしてしまいましたが、その走りはまだまだWRCで通用することを証明して見せました。

ですが、シトロエンに復活するとは驚きですね。

というのもシトロエンはマクレーを以前放出した経緯があるためです。
2003年シーズンまで、シトロエンはローブ、サインツ、マクレーと3人のドライバーを要していましたが、2004年にはローブ、サインツの2人に。そうサインツより成績の悪かったマクレーが放出されてしまったのです。

そんなわだかまりを捨て、クロノス&シトロエンがマクレーにオファーをだし、マクレーもそれに答えた。すばらしいじゃないですか!

普通に考えれば、予算のかからない、ソルド&X.ポンスのコンビにするのが妥当な線です。

しかし、ソルドは既に41ポイントを稼いでいますがここ数戦はノーポイントと不調。X.ポンスは13ポイントで2ndドライバーの座をソルドに奪われた経緯があり、確実にポイントをとりに行くには不安なドライバーであります。

そこで、他にポイントを確実に稼げそうなドライバーといえばガルデマイスターやジジ・ガリなどがいるわけで、彼らの方が予算や今後を考えた上では妥当な選択だったはずです。

それをあえて、マクレーを選んだところに、WRCを盛り上げてやろう!っていう意気込みを感じます。

こりゃあ、もうトルコラリーは見逃せません!!!!

TOP画像はjump in the boxのjumpさん作の1995年ニュージランドマクレー車(もちろん優勝車)です。


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