えっと「だいこく」じゃなくて「おおぐろ」ですから。
昨日はですね、妻と空太が出かけていたので、外で合流して食事をしたんですよ。
んで、8時前に帰ってきたんですよ。
それで、一息入れようと珈琲なんぞ飲みながら新聞を広げるわけですが、目が点になりました。
(もちろん最初に見るのはテレビ欄)
そう、W杯アジア最終予選B組の日本vs北朝鮮があるではありませんか!!
我が家は空太がおきている間は殆どテレビをつけることは無いのですが、緊急事態です。
妻と息子に断りをいれつつ観戦ですよ。
龍:「お父さんサッカー見させてね」
妻も息子もサッカーなんぞや?って感じなものですから、一人寂しく観戦です。
妻:「頼むから、大声出さないでね」
えぇ、過去にサッカー観戦で大声をだし、空太をびびらせ大泣きさせたこと数度…。
早速、釘をさしてきましたよ。
龍:「了解」
と生返事をしつつもテレビをつけるのであります。
ぶぃい~いん
ソニーの29インチフラットトリニトロンのWEGAがゆっくりと立ち上がる。
チャンネルをすぐに合わせると、画面より先に歓声が飛び込んでくる!
龍:「おっ!!!点入れてるやん!」
ようやく、見えてきた画面に日本1-0北朝鮮と表示されていた。ちょうど試合開始から10分を過ぎたぐらいだろうか。
妻:「大声だしちゃダメだからね」
すかさず、妻が駄目押しを仕掛けてくる。
しかし、この時点で点が入っているとは思いも寄らなかった。
試合は日本が支配しているようだった。キーパーは勿論、能活。予想通り国内組みで戦っているみたいだ。
しかし、北朝鮮に焦りはみられない。
前半も後半に差し掛かると、北朝鮮の勢いが増してきた。
と、そのあたりから私は風呂をどうするか?ということを考え始めていた。
というのも、空太は私と風呂に入ることになっているからだ。しかし、今日はサッカーが見たいので妻に入れてもらいたい。
龍:「なあ、お願いがあるんだけど、空太風呂にいれてくれん?」
妻:「え、まじで?」
といいながらもニヤリとしている。こちらの考えはお見通しである。
妻:「サッカーって何時まであるん?」
龍:「えっと、9時半って書いてある」
と瞬間的に新聞で確認し返答する。
妻:「じゃあ、お風呂よりも私が空太を寝かせた方がいいんじゃないの?」
さすが、我が妻。先のことまで考えての回答ですよ。
空太は9時には私が寝かせることになっているので、そちらの方が問題だ。もうすぐハーフタイムだし、その間に風呂に入ってしまえばなんとかなるか!と猛烈な勢いで時間計算が入る。
龍:「そうだね。じゃあよろしく。風呂はハーフタイムに入ってしまうよ。空太、時計が4のところになったらお風呂はいろうな」
空太:「うん」
空太はしまじろうに夢中である。
試合は、北朝鮮ペースになりつつあるものの、ほぼ膠着状態におちいって前半終了となった。
龍:「さ、空太お風呂入るよ!」
と、ぐずぐずしている息子をせかしつつ風呂に飛び込む。何せハーフタイム中に出てこなきゃいけないのだから。
猛烈な勢いで、空太と自分の体を洗いあげる。
しかし、空太はそんなことはお構いなしに、幼稚園での出来事を意気揚揚としゃべり始める。
空太:「あのね、今日ね、幼稚園でね、新しいこと覚えてん」
龍:「へぇそうなん、何を覚えたん」
空太:「えっとね、手をねこうやってこうやったらほら、かえるぅ~。それからねぇ…」
どうやら、影絵を覚えてきたらしい、空太の手から次々と影絵が繰り出される。
龍:「おぉ、すごいすごい」
と感心して盛り上がっていたら、あっという間にハーフタイム終了時間。
や、やばっ!急いで泡を流し、湯船に浸かる。
すると
妻:「私も入るわ」
と妻が風呂に入ってきた!ナイスタイミング。というかわかってるね妻。
私がサッカーを見たいのを承知で入ってきてくれましたよ。
龍:「んじゃ、お父さん出るね」
空太は妻と久しぶりに一緒に入れると喜んでいて、私はスムーズに外へ。
サッカーに全く興味のない妻はちゃっかりテレビを消していた。ご丁寧に主電源まで。
私は、素っ裸でパジャマを抱えつつ主電源を入れる。
ぶぃい~いん
もう、後半が始まっていた。
後半はもう北朝鮮のペース。
龍:「あかん、流れ悪すぎ。やばいで、ジーコよ高原と俊輔いれて流れかえなあかんって」
誰も居ない部屋で一人つぶやく私。
と、思った次の瞬間。
龍:「ぬぅぁあああああっ!!!入ってもぉたぁ…」
北朝鮮の鮮やかなパスワークを全く止められず、南成哲に見事なシュートを入れられてしまったのだ。
龍:「だから、はよ、高原と俊輔いれろつったやんか!!」
ジーコ監督も慌てて、高原と俊輔をピッチに送り出す。
サッカーというものは面白い。待ってましたとばかりに走り回る高原と俊輔。一気に日本ペースになった。
俊輔がサイドを駆け上がりセンタリング、そこに居るのは高原!
という状況が数多く作り出される。
が、しかし、肝心の高原は気合が入りすぎなのかゴールマウスにボールが向かってくれない。
北朝鮮は時間が経つにつれ、守備を固めてきた。そう、アウエーである北朝鮮は引き分けで充分と判断したのだ。
ますます、ゴール前のスペースが無くなるなか、ジーコ監督は更なるカードを切った。
大黒投入である。
攻撃の要の俊輔をいれ、FWを2人も投入。完全攻撃布陣である。
北朝鮮のカウンター攻撃を交わしつつも、ゴールに迫るジャパンイレブン。
しかし、完全守備形態をとった北朝鮮は見事な動きをみせる。
時間はドンドン経過していった。
アナウンサー「ロスタイムは3分です」
いよいよ、ロスタイムになってしまった。このまま引き分けかと思ったそのとき。
龍「うそ、打て!そう!入った!
うぉっしゃぁああああああああ!!!!」
はい、やってしまいました…。
妻に叱られました…。
幸い空太はしまじろうの本に集中していて泣きはしませんでした(ん何?って顔はしてましたけど)
えっと、解説をしますとですね
「うそ」:小笠原のクロスをキーパーが弾いた先に福西がいたことに驚いた。
「打て」:福西に打てと命令
「そう」:大黒の倒れこみながらのシュートに相槌
「入った」:ゴール!
「うぉっしゃあああああ」:雄たけび。
という訳であります。もうね、大黒ね凄いですよ。
高原ですらボールを浮かせまくっていた中、彼はねはっきりとグラウンダーを意識してましたよ。
ジャストミートではなかったのも結果オーライでしょう。
不規則なバウンドがかかって、キーパーとDFが翻弄されてました。
はい、妻が息子を寝かせてくれたおかげで、その後のサッカー報道ステーションもバッチリ見れました。
いや、大黒いいですね。古館さんとの掛け合いもバッチリ。大変好感が持てましたよ。奥さん5つも年上なんですね。すぐにこちらのご夫婦を思い浮かべてしまいましたが(笑)。きっと、残りの予選も活躍してくれることと思います。
んで、ジーコ采配なんですけど。
まあ、良かったんではないでしょうか。
ちょっと、高原と俊輔の投入が遅れましたけど、彼等を控えに回したのは大正解。
本当に実力がある彼等ですから、交代したとたんに、ガラリと流れを変えてくれました。もうね、見事というしかありません。そして、大黒投入もバッチリ、まるでカズのようにボールの先に居ましたね。
いやぁ最高!
空太と妻ありがとう。
トラックバックシュート!
jump in the box:3点満点
VAMOS!!NIPPON:勝ちましたねぇ
つげちゃんのNEW気ま日記: [W杯最終予選]北朝鮮に辛勝
昨日はですね、妻と空太が出かけていたので、外で合流して食事をしたんですよ。
んで、8時前に帰ってきたんですよ。
それで、一息入れようと珈琲なんぞ飲みながら新聞を広げるわけですが、目が点になりました。
(もちろん最初に見るのはテレビ欄)
そう、W杯アジア最終予選B組の日本vs北朝鮮があるではありませんか!!
我が家は空太がおきている間は殆どテレビをつけることは無いのですが、緊急事態です。
妻と息子に断りをいれつつ観戦ですよ。
龍:「お父さんサッカー見させてね」
妻も息子もサッカーなんぞや?って感じなものですから、一人寂しく観戦です。
妻:「頼むから、大声出さないでね」
えぇ、過去にサッカー観戦で大声をだし、空太をびびらせ大泣きさせたこと数度…。
早速、釘をさしてきましたよ。
龍:「了解」
と生返事をしつつもテレビをつけるのであります。
ぶぃい~いん
ソニーの29インチフラットトリニトロンのWEGAがゆっくりと立ち上がる。
チャンネルをすぐに合わせると、画面より先に歓声が飛び込んでくる!
龍:「おっ!!!点入れてるやん!」
ようやく、見えてきた画面に日本1-0北朝鮮と表示されていた。ちょうど試合開始から10分を過ぎたぐらいだろうか。
妻:「大声だしちゃダメだからね」
すかさず、妻が駄目押しを仕掛けてくる。
しかし、この時点で点が入っているとは思いも寄らなかった。
試合は日本が支配しているようだった。キーパーは勿論、能活。予想通り国内組みで戦っているみたいだ。
しかし、北朝鮮に焦りはみられない。
前半も後半に差し掛かると、北朝鮮の勢いが増してきた。
と、そのあたりから私は風呂をどうするか?ということを考え始めていた。
というのも、空太は私と風呂に入ることになっているからだ。しかし、今日はサッカーが見たいので妻に入れてもらいたい。
龍:「なあ、お願いがあるんだけど、空太風呂にいれてくれん?」
妻:「え、まじで?」
といいながらもニヤリとしている。こちらの考えはお見通しである。
妻:「サッカーって何時まであるん?」
龍:「えっと、9時半って書いてある」
と瞬間的に新聞で確認し返答する。
妻:「じゃあ、お風呂よりも私が空太を寝かせた方がいいんじゃないの?」
さすが、我が妻。先のことまで考えての回答ですよ。
空太は9時には私が寝かせることになっているので、そちらの方が問題だ。もうすぐハーフタイムだし、その間に風呂に入ってしまえばなんとかなるか!と猛烈な勢いで時間計算が入る。
龍:「そうだね。じゃあよろしく。風呂はハーフタイムに入ってしまうよ。空太、時計が4のところになったらお風呂はいろうな」
空太:「うん」
空太はしまじろうに夢中である。
試合は、北朝鮮ペースになりつつあるものの、ほぼ膠着状態におちいって前半終了となった。
龍:「さ、空太お風呂入るよ!」
と、ぐずぐずしている息子をせかしつつ風呂に飛び込む。何せハーフタイム中に出てこなきゃいけないのだから。
猛烈な勢いで、空太と自分の体を洗いあげる。
しかし、空太はそんなことはお構いなしに、幼稚園での出来事を意気揚揚としゃべり始める。
空太:「あのね、今日ね、幼稚園でね、新しいこと覚えてん」
龍:「へぇそうなん、何を覚えたん」
空太:「えっとね、手をねこうやってこうやったらほら、かえるぅ~。それからねぇ…」
どうやら、影絵を覚えてきたらしい、空太の手から次々と影絵が繰り出される。
龍:「おぉ、すごいすごい」
と感心して盛り上がっていたら、あっという間にハーフタイム終了時間。
や、やばっ!急いで泡を流し、湯船に浸かる。
すると
妻:「私も入るわ」
と妻が風呂に入ってきた!ナイスタイミング。というかわかってるね妻。
私がサッカーを見たいのを承知で入ってきてくれましたよ。
龍:「んじゃ、お父さん出るね」
空太は妻と久しぶりに一緒に入れると喜んでいて、私はスムーズに外へ。
サッカーに全く興味のない妻はちゃっかりテレビを消していた。ご丁寧に主電源まで。
私は、素っ裸でパジャマを抱えつつ主電源を入れる。
ぶぃい~いん
もう、後半が始まっていた。
後半はもう北朝鮮のペース。
龍:「あかん、流れ悪すぎ。やばいで、ジーコよ高原と俊輔いれて流れかえなあかんって」
誰も居ない部屋で一人つぶやく私。
と、思った次の瞬間。
龍:「ぬぅぁあああああっ!!!入ってもぉたぁ…」
北朝鮮の鮮やかなパスワークを全く止められず、南成哲に見事なシュートを入れられてしまったのだ。
龍:「だから、はよ、高原と俊輔いれろつったやんか!!」
ジーコ監督も慌てて、高原と俊輔をピッチに送り出す。
サッカーというものは面白い。待ってましたとばかりに走り回る高原と俊輔。一気に日本ペースになった。
俊輔がサイドを駆け上がりセンタリング、そこに居るのは高原!
という状況が数多く作り出される。
が、しかし、肝心の高原は気合が入りすぎなのかゴールマウスにボールが向かってくれない。
北朝鮮は時間が経つにつれ、守備を固めてきた。そう、アウエーである北朝鮮は引き分けで充分と判断したのだ。
ますます、ゴール前のスペースが無くなるなか、ジーコ監督は更なるカードを切った。
大黒投入である。
攻撃の要の俊輔をいれ、FWを2人も投入。完全攻撃布陣である。
北朝鮮のカウンター攻撃を交わしつつも、ゴールに迫るジャパンイレブン。
しかし、完全守備形態をとった北朝鮮は見事な動きをみせる。
時間はドンドン経過していった。
アナウンサー「ロスタイムは3分です」
いよいよ、ロスタイムになってしまった。このまま引き分けかと思ったそのとき。
龍「うそ、打て!そう!入った!
うぉっしゃぁああああああああ!!!!」
はい、やってしまいました…。
妻に叱られました…。
幸い空太はしまじろうの本に集中していて泣きはしませんでした(ん何?って顔はしてましたけど)
えっと、解説をしますとですね
「うそ」:小笠原のクロスをキーパーが弾いた先に福西がいたことに驚いた。
「打て」:福西に打てと命令
「そう」:大黒の倒れこみながらのシュートに相槌
「入った」:ゴール!
「うぉっしゃあああああ」:雄たけび。
という訳であります。もうね、大黒ね凄いですよ。
高原ですらボールを浮かせまくっていた中、彼はねはっきりとグラウンダーを意識してましたよ。
ジャストミートではなかったのも結果オーライでしょう。
不規則なバウンドがかかって、キーパーとDFが翻弄されてました。
はい、妻が息子を寝かせてくれたおかげで、その後の
いや、大黒いいですね。古館さんとの掛け合いもバッチリ。大変好感が持てましたよ。奥さん5つも年上なんですね。すぐにこちらのご夫婦を思い浮かべてしまいましたが(笑)。きっと、残りの予選も活躍してくれることと思います。
んで、ジーコ采配なんですけど。
まあ、良かったんではないでしょうか。
ちょっと、高原と俊輔の投入が遅れましたけど、彼等を控えに回したのは大正解。
本当に実力がある彼等ですから、交代したとたんに、ガラリと流れを変えてくれました。もうね、見事というしかありません。そして、大黒投入もバッチリ、まるでカズのようにボールの先に居ましたね。
いやぁ最高!
空太と妻ありがとう。
トラックバックシュート!
jump in the box:3点満点
VAMOS!!NIPPON:勝ちましたねぇ
つげちゃんのNEW気ま日記: [W杯最終予選]北朝鮮に辛勝
ロスタイムの得点は興奮しますよね(笑)
高校サッカーでもありましたけど。
それにしても、
>我が家は空太がおきている間は殆どテレビをつけることは無いのですが
これ、びっくりびっくり。
ウチはJr.も一緒になって内Pとか見てます(ぉ
2人で笑い転げて嫁さんにあきれられています・・・。
でも、理解のある奥様でうらやましい。
ウチの家族も僕がサッカー見だすと
全員で二階に非難します(爆)
でも、去年ウイングにヴィッセル戦見に行ってからは
チーちゃんも一緒に見るようになりました。
興奮すると「あ行」になりますよねぇ(笑)
> ロスタイムの得点は興奮しますよね(笑)
しますします。しまくりです。
> これ、びっくりびっくり。
そもそも、妻があんまりテレビを見ないんですよ。
それが、だんだん移ってきて、慣れました。
いいですよ、なかなか。
■jumpさん
いっしょです。
理解があるのか無いのかわかりませんけどね。
妻もドリカムが出演しているときはTVに貼り付くんでお互い様です。(こっちはライブでないと意味ないのが辛いところ)
空太にも興味を持たせないといけないんですがねぇ…。
報道ステーションじゃなかったし…。
HUBで試合見た後はしばらく歌舞伎町をウロウロしたあと
ラーメン食ってから帰ったので。
ちょうど電車の中で「お、あの人埼スタ帰りかな」
って思われる時間帯を狙って帰ったので。
ただいつもと違うのはユニフォーム着てるボクらを見て知らない人が次々と
「どっち勝ったんですかぁ??」
って聞きにくるんです。
しまいにはキャッチの姉ちゃんが3人くらい走ってきててっきり「お兄さんたち、これからどこ行くんですか?」とか聞かれるかと思いましたよ。もちろん目当ては試合結果を知りたいとのこと。
ということで盛り上がりはありませんでした。
ただラーメン屋さんで食べてる最中にユニフォーム着た別の団体が入ってきて、お互いガッツポーズしました。
もちろん、パパの声にみおは泣いていましたが私もちょっと入れ込んじゃったのでまぁいいか状態。
でも、相変わらずイライラした試合展開でしたね。
サッカーにしてもWRCにしても、今一歩盛り上がりに欠けるような気がする。
F1や野球のように日常的に盛り上がって欲しいもの…。