【WRC】ラリーフィンランド

ラリー・ドイツが終わったばかりですが、すでにラリー・フィンランドがスタートしています。

ラリー・フィンランドはその昔、1000湖ラリーとよばれ美しい景色の中、数多くのジャンピングスポットがあり、なおかつ高速グラベルラリーというエキサイティングなラリーです。

このラリーは、地元ドライバーが特に有利なのです。

優勝候補はもちろんフィンランド出身であるフォードのマーカス・グロンホルムでしょう。ミッコ・ヒルボネンも注目です。

ですが、シトロエンのセバスチャン・ローブも、スバルのペター・ソルベルグも優勝を狙ってくるのは間違いありません。

特にスバルは9週間にも及ぶサマーブレイクでの改良で最大の問題であったアンダーステアを解消したようですし、期待がもたれます。ペターはフィンランド出身ではありませんが同じ北欧のノルウェー出身ですのでこのラリーは適応できるはずです。さらにドイツでマニュファクチャラーエントリーの2台がリタイアしその後再出走していませんのでドイツとのペアリング規定から除外されニューエンジン、ニューシャシーで臨めているはずですので期待が持てます。

すでに、終了したスーパースペシャルステージのSS1ですが、ローブがトップタイム、ペターが0.2秒差の2番手です。マーカスは4番手タイムと少々、遅れましたがステージの距離が短くローブとも1秒差ですので本格的スタートの今日からが本当の勝負です。

SS1の総合順位
1位S.ローブ(C)
1:21.4
2位P.ソルベルグ(S)
+0.2
3位M.ヒルボネン(F)
+0.5
4位D.カールソン(M)
+1.0
4位M.グロンホルム(F)
+1.0
6位.C.アトキンソン(S)
+1.3
6位D.ソルド(C)
+1.3
6位K.カタヤマキ(F)
+１.6
9位H.ソルベルグ(P)
+1.4