中国の皆さん、
中国にいたとき、「日本は言論・報道の自由があっていいですね」
という言葉を何度も聞いたことがあります。
でもね、今の日本は「そんな時代もあったかねえ」みたいな雰囲気なんです。
自民党政府がテレビ局に対して「政府に都合の悪いことは報道するな」と
圧力をかけるような国に成り果てているんですよ、今の日本は……。
そのうち「中国政府もびっくり!」の大政翼賛国家になってしまうかも知れません。
このまま、国民が安倍政権を支持し続ければ、間もなくその日が来るでしょう。
今度の選挙はそういう意味で、
日本に住む全ての人々にとって明暗を分けるものになります。
「大政翼賛国家」って、意味分かりませんか。
下のぼうごなつこさんの4コマ漫画のような国です。
公平中立な報道を 2014.11.28 http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/blog-entry-1359.html
下は日本の現在の姿を示す資料です・・・・・・。
(その1)毎日新聞 「衆院選:自民 テレビ局の選挙報道で細かく公平性要請」
2014年11月27日 20時25分(最終更新 11月27日 21時41分)
自民党がNHKと在京民放テレビ局に対し、
選挙報道の公平中立などを求める要望書を渡していたことが27日分かった。
街頭インタビューの集め方など、番組の構成について細かに注意を求める内容は異例。
編集権への介入に当たると懸念の声もあがっている。
要望書は、解散前日の20日付。
萩生田光一・自民党筆頭副幹事長、福井照・報道局長の両衆院議員の連名。
それによると、
・出演者の発言回数や時間
・ゲスト出演者の選定
・テーマ選び
・街頭インタビューや資料映像の使い方
の4項目について「公平中立、公正」を要望する内容になっている。
街頭インタビューをめぐっては今月18日、
TBSの報道番組に出演した安倍晋三首相が、
アベノミクスへの市民の厳しい意見が相次いだ映像が流れた後、
「これ全然、声が反映されてません。おかしいじゃありませんか」
と不快感を示していた。
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m040069000c.html
(その2)ノーボーダーがスクープ「安倍政権がテレビキー局に報道圧力」
小出さんもまた、尊敬する日本人の一人です。
私は根がいい加減なので、ときどき、
(もう、こんな国どうなっても知らんわ)と投げ捨てたくなります。パラオかどこかに住まわせてもらって余生を過ごそう、とか。
そんな自分なので、ときどき、ひとのお話を聞きに出かけ、加藤周一さんやらの本を読んで、自分の顔をバシバシ叩き、「しっかりせえ」と気合を入れなければなりません。
そして最後の最後は、孫の存在が私に問いかけてきます。幼い子どもたちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。(日本はもっと、もっと美しい国だったのに、こんなに汚くしちゃって、ごめんね)と孫の顔を見るたびに思います。
これ以上日本を汚さないことは、大人全員の責任です。
子どもに対して無責任な大人には日本の舵取りをしないでもらいたい。と言っても、こういう人に限ってしぶとく粘るんですよね~~。なにしろ投票する日本人が無責任ですから。
今、ネットで流行している風潮の一つに「日本はこんなにエライ、日本はとってもすてき、日本人は、ああ、なんてすばらしい」論がありますが、これは現実を覆い隠す効果がありますね。
少しは冷静になれ!日本人、と言いたいです…。