関西が台風に襲われ、北海道が地震でワヤクチャになっていたころ、
9月4日のアベ首相:
午前11時33分から同40分まで、豪雨非常災害対策本部会議(7分間)。
午後5時2分から同11分まで、豪雨非常災害対策本部会議(9分間)。
9月5日のアベ首相:
午前「ローソンファーム新潟」視察。
トラクターの自動走行やドローンの農薬散布実演を見学。記念撮影。
昼、自民党新潟県連の衆参議員、県議らと昼食。
その後「安倍総裁の3選を実現する新潟県民の集い」に出席し、演説。
社民党政権、民主党政権の時、首相がこんなことしていたら
マスコミはどれほどバッシングしていたか、皆さん覚えていますか。
なんやねん、アベにはとことん優しいこのメディア!
アベ首相の冷淡さはもともと知っていました。
7月の西日本災害のときも、アリバイ的に倉敷で犠牲者に花を手向け、
(災害真っ只中で、そんなことしてる間に他にすることないのか!)
広島には足が痛いと言って視察せず、その2週間後にはゴルフ三昧……。
しかし、こんな首相をかばい、若者だか馬鹿者だかが
「アベさんを虐めないで~」
というのが今の日本・・・・・・。
こういうこと考えると私は座っていられず、スックと立ち上がります。
そして、ぐるりと周囲を見渡し、
ターゲットを見つけて躊躇なくそこに向かうのです。
今日は台所でした。
外ではチュンチュンチュンチュン、雀たちがさんざめいています。
しかし、私は外に用はありません。
向かうは換気扇です!!
思えば丸三年前、
一度も掃除した形跡のないこの換気扇を目の当たりにしたとき、
私は正視に耐えず、しばらく見ない振りを続けたものでした。
仕方なく手をつけたのは、ひと月後の国慶節休み頃だったと思います。
向かって正面の①は、その時に何とか見られる状態にまでしました。
ですから今回もそれほど苦にもせず、油を落とすことが出来ました。
勢いが残っていたので向かって右面②も、1時間弱で写真の状態にまでしました。
しかし……
③④の面を見たとき、
「今日はもう、止め!」
という天の声が聞こえてきたのです。
私はその声に従い、ただちに作業を中止しました。
これからしばらくの間、
①と②の面のみを見て暮らすようにします。
孫が大学の4年間、小樽にいましたので、今、居なくてよかったと思いながらも、学友やお世話になった人たちの安否が心配でしたが、皆さん何とかご無事のようでホッとしましたが、全道停電ではさぞ大変な思いをされていることだろうと、案じています。
それにしても地震は予知できない!と改めて思い知らされました。阪神・東日本・そして北海道。どれも予知委員会は何も言っていませんでしたよね。
日ごとに犠牲者の数が増える北海道地震、道東(知床)の姉や兄にメールで安否を問うと、いつものように「大丈夫だ。たいしたことない」との返事ですが、日振地方を中心に被害の実態が明らかになるにつれ、あの阪神淡路大震災や東日本大災害が蘇っていたたまれない気持ちです。関空の被害については、中国のネットで速報が流され、中国からの観光客が在日中国大使館によって適切に救済されたと伝えていました。
政府は、総裁選なんかいつでもできるんだから、まず、被災地の復旧に当たるべきです。石破茂さんが救援対策のため総裁選延期を提案したのは嬉しいことですが、アベ首相は馬耳東風だとか。何しろ自分のことしか考えないヒトですからね。
アベ政権になって以来、ずっと頭の芯、胸の奥に何かが詰まっている感じがして空気はどんよりし、息苦しい日々です。