時事通信社:三田友梨佳アナウンサー(2015年02月04日撮影)ーハフポストJPよりー
自民党国会議員ら向け「失言防止マニュアル」の馬鹿さ加減は
先日のブログで書いたとおりですが、
(腑抜けの日本のテレビじゃ、どうせ取り上げないんだろうな。
忖度(そんたく)ばかりして……)
と、期待もしていなかったのですが、
思いがけず若手アナウンサーがピシッと電波に批判の声をのせたんですと。
問題のマニュアルには、「発言は『切り取られる』ことを意識」し、
ニュースの「タイトルに使われやすい『強めのワード』に注意」する
などととして、注意事項を以下5点挙げています。
01.歴史認識、政治信条に関する個人的見解
02.ジェンダー(性差)・LGBTについての個人的見解
03.事故や災害に関し配慮に欠ける発言
04.病気や老いに関する発言
05.気心知れた身内と話すような、わかりやすく、ウケも狙える雑談口調の表現
(浮かぶ、浮かぶ。
松本文明元内閣府副大臣「(沖縄米軍飛行機事故頻発で)それで何人死んだんだ」、
桜田義孝前五輪担当相「復興より同僚議員がだいじ」、
杉田水脈議員「LGBTに税金使うな」、
谷川弥一議員「北か韓国相手にしている気がする」、
下村博文元文部科学相「教育勅語はまっとうなことが書かれている」、
麻生太郎名人は私のブログNo.2918 をご覧くださいませ)
これに対して、フジテレビ系「FNN Live News α」で、
メインキャスターを務める三田友梨佳(愛称:ミタパン)アナウンサーは番組中、
「必要なのはマニュアルではなく、
判断力なのではないのでしょうか。
言っていいことと悪いことの判断は、誰かに言われてではなく、
自ら責任を持っていただきたいです。
マニュアルが必要になる時点で、
国会議員の資質とは一体なんなのか考えてしまいます」
と、きちんと批判したとのこと。
えらいですね。
こういう若者が日本にどんどん現れますように。
いずれにしても、このマニュアルができたということは、
どれほど自民党国会議員(だけじゃないけど)が劣化しているかの証明であり、
この歯止めの利かない劣化現象は、
選挙制度(小選挙区制)とも関係があるようです。
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参考記事:ハフポストJP
ミタパンが自民党の失言防止マニュアルを痛烈批判
「必要なのはマニュアルではなく、判断力なのでは」
ー「ド正論ですね!」「すごく的確な指摘だった」と称賛する声が広がっているー
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