三日前、ついに期末試験作成を終えてホッとしながら
「雨ニモマケズ」朗読をいくつも聞いていますと、
衝撃の朗読に出会いました。
(岩手の言葉って、ここまでの表現力を持つのか!)
と新たな発見に心が震えました。
どうぞ、一度お聞きになってみてください。
ちなみに、我が父方の祖母は岩手県出身でした。
(私が生まれたときには既に他界していましたが)
現在もほとんど交流のないいとこ達が花巻市に住んでいます。
こんなに胸がドキドキするのは、
父母から聞いた覚えのある言葉が
随所にちりばめられているせいかもしれません。
【岩手】雨ニモマケズ【ZuZu弁朗読】
聞き比べ:
町村千絵https://www.youtube.com/watch?v=f1AQW8ayzDo
渡辺謙https://www.youtube.com/watch?v=hvFEffacY5g
宮澤りえhttps://www.youtube.com/watch?v=WZ0vSyS_AI4
長岡輝子https://www.youtube.com/watch?v=-VvmWOxM_i4
おまけ:大好きな竹中直人、宮澤賢治がはまり役です。
宮沢賢治の授業竹中直人 (1992; One day of Kenji Miyazawa) 1https://www.youtube.com/watch?v=mpESN1R-x0o
素敵ですね 今まで聞いた どの朗読よりも 素敵です👼
確かに 宮沢賢治の作品は 自分が 年をとるごと その内容が 深く なっていく不思議なところがあります それは 他の文学作品でも言えることかもしれませんが 宮沢賢治の 作品の場合は するが際立つような気がしてなりません
多分に それは 宮沢賢治の ピュア なところが そうさせているような気がします
私が 一番好きな 登場人物は 虔十公園林🙋の虔十とその家族です✨雨ニモマケズのデクノボーで、 これこそ けんじさんが なりたいと言ってた 人物像のような気がしてます
休みには毎回青い鳥文庫(講談社)など、中国の学生が読みやすい本を日本から持ってくるのですが、宮澤賢治と芥川龍之介は欠かせない存在です。
でも、残念なことにこの大学の学生たちは本当に日本語の本を読みません。この夏休みには宿題にしなければ(笑)。
学生が読まないのをいいことに、私は自分の買ってきた本を研究室の本棚からとっかえひっかえ持ってきて枕元に置き、夜寝る前に読んでいます。
宮澤賢治の『風の又三郎』の中に「虔十公園林」も入っています。これは「雨ニモマケズ」とともに、子どもの頃読むたびに一抹のもやもや感を抱いたものですが、今読むと(そうだな、そうだな)と涙が勝手に溢れてきます。
岩手語で「雨ニモマケズ」を朗読している人は、竹中直人と似て鼻声ですよね。竹中直人の声はこの人よりさらに粘着性があるように聞こえます。粘着性のある鼻声…なぜか惹かれます(笑)。
しかし、この朗読はいくら魅惑の鼻声であっても、岩手言葉でなければ出せない部分が大きいのではないでしょうか。方言の表現力にはたまげます。
雀(から)さんの地元の言葉で読むとどうでしょう。また、違う「雨ニモマケズ」の魅力が湧き出てくるかも知れませんね。