4月1日(金)は中国では「愚人節」(日本的には「4月馬鹿」)です。
新華社通信は「嘘は中国の文化的伝統にそぐわないし、
社会主義の中核的価値観とも合わない」
と、欧米伝統のエイプリル=フールを批判したそうですが、
そんなこととはつゆ知らず私は、
菏澤学院の学生たちの嘘のつき方、楽しみ方は如何ばかりであろうと、
3年の授業で、
「《実は、私は》で始まる大うそをついてください。」
とつまらん設問をしました。
中国の大人たちは、冗談が好きで、ダジャレを言って笑う姿をよく見ますが、
若い学生たちはその遺伝子をどれほど引き継いでいるのでしょうか。
―――「実は、わたしは・・・・・・」―――
*《女性》実はわたしは、鳥のように空を飛ぶことができます。毎晩飛んでいます。これが、私が昼間眠たい原因かも知れません。ははは。
↑(そう言えば彼女は最近よく授業を欠席していますよ!・・・ブルーはーと)
*《女性》実は私は、GDさんの彼女です。[GDさんは韓国のBIGBANGのリーダー]でも、本当のことを言えば、私は唐王朝から現代に来ていて、人をすぐに眠らせる薬を持っているんです。最後に、実は私は男なんです。
↑(ここ菏澤学院でも韓国のアイドルグループは大人気ですよ)
*《男性》実は私は、彼女がいます。
↑(あ、哀れな嘘・・・・・・)
*《男性》実は私は、サウジアラビアの王子なんだよ。贅沢な暮らしはもう、うんざりだから、この小さい町に来て、一般庶民とともに暮らしているんだ。
*《女性》実は、プーチンは私の子分です。私は毎晩ウイスキーを飲んでいます。
↑(青島出身のキュートな女性ですよ)
*《女性》実はわたしは、宇宙人です。今はもう10000歳です。明日の午後6時、宇宙から友達が来て、一緒に水星に散歩に行きます。そして夜7時に寮に帰ります。
*《女性》実はわたしは、火星人で北極に行ったことがあるんです。法蓮草を食べたらすぐに力持ちになります。
↑(絶句・・・・・・)
*《女性》実は私は、火星から来ました。3年前ここ菏澤に来て、地球の生活を体験し、人間を研究しているんです。ハッハッハッ。来年6月には、私の惑星に戻りますよ。皆さん、私の星に行きたいですか。
*《女性》今年の冬休み、私は海を泳いでモンゴルまで行きました。
↑(地理感覚どうなっとんねん)
*《男性》実は私は、神様だ。
↑(ウーーーン)
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どこの国の子も似たようなものですねえ・・・・・・。
もう選挙まで14週ですね。できる限りのことをしましょう!