少子化も高齢化も、ここまで進んだかというショッキングなお話です。
平成30年3月31日現在、我が柏崎市の人口は、84,671人です。そのうち、65歳以上の人口が11,956人で、いわゆる高齢化率は、32,7%となっている。
先般の柏崎日報の記事で、亥年生まれの人口が公表された。
2007年 12歳 666人
1995年 24歳 686人
1983年 36歳 820人
1971年 48歳 1,125人
1959年 60歳 1,203人
1947年 72歳 1,458人
1935年 84歳 833人
1923年 96歳 179人
84歳の人口が12歳の人口を上回っていることがわかる。10歳で終戦を迎えた方々が84歳である。平均寿命が延びているとはいえ、84歳の方々も既に多くの方が鬼籍に入られたことだろう。そうであっても、12歳の方が人口がすくないのには、愕然とする思いである。
ちなみ、日本全体では、12歳が108万人、84歳が106万人で若干、12歳が上回っている。生産年齢人口の流出も大きく関わっているのかもしれない。
今、柏崎市は毎年1,000人くらいずつ人口が減少している。
おそらく、高齢になって転居することは考えにくい。むしろ、市内での移動が大半であろう。そうなると流出しているのは、18歳、22歳を中心とした進学就職のために市街へ転居するためだろう。
若者が少なくなり、結婚・出産の数も減り、子どもも少なくなる のは必然である。よって、この傾向は今後さらに強くデータに現れていくことだろう。
福祉介護人材の不足も懸念されます。外国人労働者の受け入れも現実味を帯びてきます。地域の変容は一層、進んでいきますが、誰もが住み慣れた地域で自分らしく幸せに暮らせる街づくりが求められます。
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性ある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標を示したSDGSと地域福祉をどうリンクさせていくかなども新しい視点として取り入れていかなければならないと感じています。
さて、これから勉強していかないと!
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