入日茜さんLIVE＠YEBISU∞SWITCH

8月30日(火)　恵比寿『SWITCH』に入日茜さんのライブに行ってきました。初めてのYEBISU∞SWITCHはどんな所か楽しみにしながら行ってきました。そして、先週のバーライブから数えるともう1週間で3つ目の入日さんのライブだ！
この日の入日さんは久しぶりといっていい、ピアノソロでのライブということになる。相棒の阿部飛鳥さんはストリートライブに行ってるということです。
イベントは『PIANO SOULS 2005 since2000』といって、復活のイベントということ。出演者は、入日茜さん、柴草玲さん、三村昌也さん、宮崎陽子さん。

会場は噂通りいい感じ、テーブル席もあり、テーブルの上には小さなローソクが、そして関係者しか入れないけど、二階にも席があるみたい。ステージにはグランドピアノ。ライブが始まる前に僕らは腹ごしらえ。ということで、こちらのおすすめカレーを食べました。開演時間15分くらい押して、最初の宮崎陽子さんが登場。
入日さんは本日2番目の登場!!!
【セットリスト】
１．別れの情景

M.C　piano soulsは今は無き赤坂のライブハウス「ラブ」という箱で行われていたイベントでそこに東京に出て弾き語りを始めた頃は出させていただいていた、ということで、その頃の事を思い出してるというこを仰ってました。

２．骨なしヴァランタン
３．幸せのようなもの

M.C　ピアノにはそれぞれ人のように性格があって、なかなか一度では打ち解けあえないこともある、茜さんは古いピアノで、調律しても音が完全に合わないようなピアノの方が合うというか入り込みやすく弾きやすいというようなことを仰ってましたね。そして、その話から哀しみのピアノフォルテに繋がります。

４．哀しみのピアノフォルテ
５．夜のワルツ
６．人生

M.C　皆さん夏の思い出はできましたか？
茜さんはライブが多くて、海にも行かなかったそうです。毎年泳ぐわけではないけど海を見に行くそうです。
夏の締めくくりのライブということで望んだ、私の歌は湿っぽい一年中冬のような歌ですが、夏の締めくくりの歌、湿っぽいですが聴いてください、というようなことを仰ってましたよ。

７．痛み

最近のライブは飛鳥さんが共演することも多く、茜さん一人での演奏は久しぶりかな、曲の途中などでいつもフルートが重なってくるところがないと、また何か不思議な感覚がしました。とくに「哀しみのピアノフォルテ」はそう感じた。この曲から、3曲続けて、夜のワルツ、人生と間髪無く繋がってゆくのですが、今日のハイライトです。戦いで愛する人を失った女性達の哀しみ、でも悲しすぎるから夢を見るのです。前に向かって生きていかなければいけないのだ。
そして、久しぶりに聴いた『痛み』、いいです。痛みを感じるから人なんだ。痛みを知って優しさを感じる。同じ傷を抱えた二人は新たな人生を歩む。テーブルの小さなローソクの炎は暗闇の中で、一つの希望の光と映った。ん～、感動のライブでした～!!!　茜さんの東京での一つの原点でもあるであろうこのPIANO　SOULSは、またあの頃とは違う物語を描いていたのだろうなと、感じながら、1曲1曲で色々な表情を見せる茜さんの演奏の姿を見ながら、色んな角度で楽しみました。
音楽は力だ。今回も感動をありがとう!!!



写真はライブハウス近くの所です。