織田信長が築きいた幻の城『安土城』 夢の跡を訪れました。
目の前に現れた石垣と、ほぼ真っ直ぐに築かれた大手道の階段を目の当たりにして感動しました。
大手道を上り始めると、すぐ左に伝羽柴秀吉邸跡、右に伝前田利家邸跡、前田邸跡の更に上の段に伝徳川家康邸跡があります。そこには信長の菩提寺であるそう見寺(再建)が建立されています。今回は信長公像の特別拝観中で拝見させていただきました。眉間に皺を寄せちょっと怒ってるような表情で緊張しました(汗)
緊張の後は茶室で、抹茶を頂くこともできました。
さてお城というと石垣ですが、本格的に石垣を使用するようになったのは信長の安土城からといわれてるんですね。安土城にはとにかくあらゆる石材を持ってきたらしく、石仏も多く使われてるのです。ほんとに石が足りなかったのか、あるいは宗教に対する抵抗なのか、わざととしか思えないほど石段に多く使われてます。どんどん登っていきましょう。
石垣が所々赤いのですが、これはどうやら炎上によって石が焼けた跡のようです。
本丸跡を過ぎるといよいよ天主跡だ。
ここに天主閣があったんだ。どんな景色を見たのだろう。どんな国を創ろうとしたのか。
ここから、空を見上げ、城下の景色を見ながら・・・・
天主から下っていきます。途中に信長創建時から残っている貴重な遺構としてそう見寺の三重塔と仁王門があります。
ざっと2時間くらいの散策で信長の遺構に肌で触れ、また一つ歴史の息吹を実感することができて、ここまで来たかいがありました。確かに安土城は実在したんだなと。
発掘と整備が想像していたより進んでおり、入山料も取られたのは驚きでしたね。
埋もれた歴史を紐解く上でもさらに発掘と研究は進めてもらいたいです。
この後は、信長の館に行き、復元された天主上部の展示を見に行きました。
これは凄い!豪華絢爛!
夢幻と終わった信長の天下統一。その中心と位置づけた安土。今は静かな田園地帯だが、確かにここがその地であったことを実感した、充実した旅になりました。
さてさて、まだ時間がある!ということで、近江八幡へいざ!
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