暖かい日が続いていたので、ちょっと散り気味でしたが梅を見に来てる人が多くいらっしゃいました。
ここは縁切り寺で有名で昔は尼寺だったんですね。
実は最近知ったことなのですが、太閤豊臣秀吉の嫡子豊臣秀頼の子孫が眠っているお寺だったのです。秀頼は大阪の陣で自害してますが、長男の国松、娘の奈阿姫、2人の子供がいました。国松は幼いながらも豊臣家の根絶やしの為処刑されましたが、奈阿姫は異母千姫(家康の孫)の養女になっていたことと千姫の嘆願に寄り尼になるという条件で命を救われました。その奈阿姫はこの東慶寺で天秀尼として37歳の生涯を全うしたそうです。豊臣の直系はここで断絶したのです。当時の人々は今の自分では想像できないほどに、辛く悲しいことが多すぎます。歴史背景を知って訪れるとまた何とも言えない思いがするものです。
また、秀吉の子孫の最期の地であったことは驚嘆であります。歴史は深いです。
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