黒門亭とは、御徒町広小路の落語協会2階の寄席です。定員40名の和室で、高座・めくり・客用座布団だけのシンプルな部屋。毎週土日で開催してるみたいです。
今日は、2部のトリが川柳川柳師匠ということで行ってきました。
前座 三遊亭多ぼう 垂乳根
林家久蔵 浮世床
古今亭菊寿 転宅(義太夫語り)
川柳川柳 お楽しみ
久蔵師匠と川柳師匠が良かった。川柳師匠は、風邪気味で微熱と鼻水が辛かったようで、不調な感じでしたが(手ぬぐいと鼻水対策でハンカチも出してました)。途中で水持ってきてと注文したら、湯呑じゃなく使い捨てのコーヒーカップで水が出てきて、これか~?てな具合でみんなに受けてましたが。噺は、寄席やTVでは話せないような内容の、まさに放送禁止用語連発の噺で、男には受けてました。いやぁ貴重な噺で、嬉しかった~。普段あまりかけない噺らしくたどたどしくて、忘れちゃったり思い出したりの噺でしたが、それは80歳の師匠ですから仕方ないのかな?
ここは、DEEPな世界ですな。
続いて、阿佐ヶ谷に移動しまして、川柳師匠の唯一の弟子、川柳つくしさんの落語会に行ってきました。阿佐ヶ谷の区民センターの和室に高座を設け、客用座布団10人くらいでしょうか。
満員御礼でした。シークレットというだけあって、秘密の噺からスタート。
落語界では、20日まではお正月だということで、初席小噺(ウクレレ伴奏もあり)。
本日のメイン、お客からお題を3つ頂戴して、10分で噺を作るという10分で考える三題噺。
お題は、タイガーマスク、タイガーウッズ、大河の流れ。うまくお題を入れた噺、10分であれだけ作れてしまうんですね、やっぱプロは凄い。噺の後半は、なんと川柳師匠が活躍するわけですが・・・・そのネタが師匠の伝説の失態を取り入れ・・・。やっぱり、師匠の血を受け継いでるんですね。サゲもうまかったです。なかなか楽しいです。このライブ感。
最後は先日も聴いた、アラフォー川柳 ショートバージョン。今しかできないということで、けっこうかけてるようですね。自分もアラフォーなんで(認めたくないが)、共感するところが多々あり(笑)。
今日も浸りました。楽しかったなぁ。。。明日も休み。うれしいなぁ。いい休日だ。
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