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上州小幡城下 春の風に吹かれて

2009-04-25 01:46:35 | 旅行記

先週の4月16日に群馬県甘楽町の小幡城下に行ってきました。

昨年の9月に訪れた群馬県甘楽町にある小幡城下町ですが、桜並木があったので桜の季節に再訪しようと思っていたのですが、体調を少し崩し1週間ずれてしまった。

やっぱり1週間遅かったです。桜は綺麗になくなってました。武者祭り後の雨であっという間に散ったみたいですね。

平日だということもあるけど、やはり人がいない静かな町並みでした。去年は少し観光客いたんですがね あらためて、ゆっくりと歩いてみました。今回は、江戸時代から残っている武家屋敷の高橋家と松浦家の庭園を見てきました。また、復元整備を行っている小幡藩の藩邸跡の状態はその後どうなっているのか?確かめてきた。また、八幡神社にもお参りに行ってきました。

Rimg0903 城があったわけではなく、陣屋を中心に周りの武家屋敷など町全体で大きな縄張りとした造りですね。雄川が天然の堀となり、周辺の山が防衛ラインとなってるようです。

Rimg0901 菜の花が満開です!

Rimg0909 中小路です。一般的に城下町は防衛上城へ通ずる道は細く曲がりくねっているのですが、この小幡はこの広さです。珍しいですよね。安土城の大手道のような造りですね。

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Rimg0958 大手門跡の礎石です。

Rimg0912 町並みです。やっぱり桜がないですね・・・

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Rimg0915 唯一残っている石橋の石です。

Rimg0918井戸です。

Rimg0945 海鼠塀の蔵があり、風情がありますね。

Rimg0952 柴桜が綺麗に咲いてました。

Rimg0916 雄川堰の水はいつも冷たくて綺麗です。名水百選に選ばれてます。

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Rimg0953 芋車です。江戸時代からここで、里芋など野菜を洗っていたそうです。

Rimg0960 中小路 武家屋敷

Rimg0966「喰い違い郭」 戦時の防衛の為に造られたが、下級武士が上級武士に出合わないよう隠れたとも言われてるようです(笑)

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Rimg1041武家屋敷 高橋家です。

Rimg1044 高橋家の庭です。綺麗に手入れされてます。

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Rimg1323 武家屋敷 松浦家です。

Rimg1464 現在は廃屋の為、かなり傷んでます。もったいないです。

Rimg0975 松浦家の庭です。後ろの山も景色に取り入れる借景の庭です。

Rimg0979 想像してたよりも綺麗でしたよ。

Rimg0992小幡陣屋  藩邸跡 復元石垣と長屋。城ではなく陣屋だったのです。

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Rimg1009 名勝 楽山園 織田信長の次男信雄が京都の職人を呼んで7年と数万両を投じて造ったと言われる池泉回遊式の庭園。「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者は山ヲ楽シム」という『論語』の故事から名づけられたと言われてるようです。見事に蘇っております。

Rimg1016_2 御殿跡は小石で区画整備されてました。御殿自体の復元はないようです。残念だけど、やっぱり無理なんですね。

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Rimg1026_2 楽山園の茶屋から望む景色。

Rimg1034_2 御殿側の復元門から楽山園を望む。どうやら、いずれは入場料をとるようです。維持管理には・・・掛かりますからね、しょうがないか。今ならまだ無料ですよ。

Rimg0930_2 八幡神社 

Rimg0937_2立派な石垣と石段、お社です。

Rimg0941_2八幡神社の麓にある菜の花畑。

Rimg1055_2 雄川沿いに枝垂れ桜が咲いてました!

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Rimg1057 小幡を訪れたらご挨拶に行かないと。織田家の墓参りも行って参りました。織田家墓所から広がる景色です。のどかな風景が広がります。

帰り際に甘楽物産センターでランチを。蕎麦定食美味しかった。地元のおばちゃんが作った家庭料理って感じです。コンニャクの入った煮物が特に良かったです。

ここは、昨年初訪した時と変わらず静かな街でした。ほんと不思議な魅力のある城下町です(城はないけど)。町の活性化は必要なんでしょうが、このまま変わらない素朴な武家の面影を残し続けて欲しいですね。

紅葉の時季に再訪するか、一年後満開の桜の時季にまた訪れたいな。。。


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