blogの更新を長い間しなかった理由でもあります。
今月は…年一回のemergency訓練の月。
この、通称エマ訓は、緊急保安に対する知識・技能・能力維持の再確認と意識向上を目的に年一回CAが必ず受けるようになっている試験で、この試験に落ちちゃうと乗務停止になっちゃう恐ろしい試験なのです…。
CAによって受ける月が違って、私の場合7月。
先日羽田の訓練センターに受けに行ってきました。
この試験を受けるまでの約1ヶ月。
試験が近づいているという事実だけで、遊びに行く気にもなれず、パソコンをひらく気にもなれない。
そんな時間があるなら勉強しなきゃっていう焦りから、プチノイローゼぎみ…。
去年受けた実技が夢にまで出てくる始末でした。
それだけ、厳しく壮絶な試験なのです。
内容はまず実技として、予告着陸・着水、突発着陸・着水、火災、急減圧、急病人、ハイジャックをそれぞれ日本語と英語で。
つなぎに着替え、訓練センターのモックアップ(模擬客室)にて行われます。
訓練センターってすごいもので、いろーんな機種のモックアップがあり、緊急着陸水のときなんかは、お客さんの叫び声とかながれたり、照明も全部落ちたりする装置が完備され、かなり緊迫します。
これは、まさに迫真の演技力を要求されます。
女優にならないといけないのです…。
ちょっとでも照れ笑いしたり、はずかしがったりしたらアウト。
急病人なんかは、人形相手に「聞こえますか?わかりますか??」と呼びかけます(笑)。
あたらなかった他のCAは、お客さん役で座ってるのですが、こちらも演技力が求められます。
「何があったんですか?この飛行機大丈夫!?」
とか聞くのです。
お客さん役もほけーっと見てられなくて、いきなり教官から質問を投げかけられたりするので、気を抜けません。
意識確認→気道確保→心臓マッサージ→人工呼吸→AEDと順をおって行動を声に出しながら進めていきます。
その間もてこずったりしたら、「早くしないと死んでしまいますよ!」とか「意識ありませんよ!」とか「手袋してませんよ、自分が感染しますよ!!」とか拷問のようにきつい口調であおってきます。
もうホントに緊迫した時間なんです。
あとは、スライド滑走やラフトの離脱などもあります。
スライドとは、脱出の際、脱出口から滑り台みたいなのが出て、それを滑り降りて脱出します。
毎年スライド滑るのですが、何度滑っても、スライドの前に立つと恐いです。
結構な高さで傾斜も急です。
普通に滑るのと、ジャンプして滑るの2種類滑ります。
ラフトの離脱は、あの滑り台、着水時には機体と切り離してボートになります。
訓練センター内のプールでみんなでボートに乗って実際に行います。
試験は2日間あって、2日目は筆記試験。
総合試験と、危険物の試験。
これで全て終了。
そんなこんなで、無事合格しました!!
今日は、試験後初めてのオフ。
もうぬけがらのようです。
私のまわりでは、エマ訓後はよく知恵熱出しちゃう人がいるくらい心も体もヘトヘト。
これで、また一年乗務できそうです。
今月は…年一回のemergency訓練の月。
この、通称エマ訓は、緊急保安に対する知識・技能・能力維持の再確認と意識向上を目的に年一回CAが必ず受けるようになっている試験で、この試験に落ちちゃうと乗務停止になっちゃう恐ろしい試験なのです…。
CAによって受ける月が違って、私の場合7月。
先日羽田の訓練センターに受けに行ってきました。
この試験を受けるまでの約1ヶ月。
試験が近づいているという事実だけで、遊びに行く気にもなれず、パソコンをひらく気にもなれない。
そんな時間があるなら勉強しなきゃっていう焦りから、プチノイローゼぎみ…。
去年受けた実技が夢にまで出てくる始末でした。
それだけ、厳しく壮絶な試験なのです。
内容はまず実技として、予告着陸・着水、突発着陸・着水、火災、急減圧、急病人、ハイジャックをそれぞれ日本語と英語で。
つなぎに着替え、訓練センターのモックアップ(模擬客室)にて行われます。
訓練センターってすごいもので、いろーんな機種のモックアップがあり、緊急着陸水のときなんかは、お客さんの叫び声とかながれたり、照明も全部落ちたりする装置が完備され、かなり緊迫します。
これは、まさに迫真の演技力を要求されます。
女優にならないといけないのです…。
ちょっとでも照れ笑いしたり、はずかしがったりしたらアウト。
急病人なんかは、人形相手に「聞こえますか?わかりますか??」と呼びかけます(笑)。
あたらなかった他のCAは、お客さん役で座ってるのですが、こちらも演技力が求められます。
「何があったんですか?この飛行機大丈夫!?」
とか聞くのです。
お客さん役もほけーっと見てられなくて、いきなり教官から質問を投げかけられたりするので、気を抜けません。
意識確認→気道確保→心臓マッサージ→人工呼吸→AEDと順をおって行動を声に出しながら進めていきます。
その間もてこずったりしたら、「早くしないと死んでしまいますよ!」とか「意識ありませんよ!」とか「手袋してませんよ、自分が感染しますよ!!」とか拷問のようにきつい口調であおってきます。
もうホントに緊迫した時間なんです。
あとは、スライド滑走やラフトの離脱などもあります。
スライドとは、脱出の際、脱出口から滑り台みたいなのが出て、それを滑り降りて脱出します。
毎年スライド滑るのですが、何度滑っても、スライドの前に立つと恐いです。
結構な高さで傾斜も急です。
普通に滑るのと、ジャンプして滑るの2種類滑ります。
ラフトの離脱は、あの滑り台、着水時には機体と切り離してボートになります。
訓練センター内のプールでみんなでボートに乗って実際に行います。
試験は2日間あって、2日目は筆記試験。
総合試験と、危険物の試験。
これで全て終了。
そんなこんなで、無事合格しました!!
今日は、試験後初めてのオフ。
もうぬけがらのようです。
私のまわりでは、エマ訓後はよく知恵熱出しちゃう人がいるくらい心も体もヘトヘト。
これで、また一年乗務できそうです。
長いこと勉強らしい勉強をしてないけん
尊敬する!
試験中が誕生日じゃなくてよかった…
いい誕生日を迎えてるだろうね!
おめでとう★★
大変だったね~、ご苦労様~
やっぱり、それだけ厳しい訓練を受けなくちゃいけないくらい、
厳しく責任重大なお仕事なんだよね~!!
私、ここ何年も『勉強』という勉強をしてないなぁ。
もちろん『試験』とかも受けてないなぁ。
もう、学生時代みたいに、勉強とかできないかも~
だるだるになっちゃいました~
なんか最近は試験のことしか頭になかったから
急に誕生日っていわれても実感なくて
でもこれで一安心
夏を楽しみたいなぁ
私もできれば避けたい…
この試験はこの勉強嫌いの私でもやらなきゃー!!
って思うくらいの恐いものなのー
試験落ちて飛べなくなるなんてとっても悲しいし、
みじめだもん
それがプレッシャーなの