気まぐれな空

日々空を見て思うこと・・・

泣かせるポスター

2006-03-14 | My Logbook
秋葉原駅に貼られていた、一枚のポスター。

「帰りたくないと言って、きみが泣いた場所です。」

このコピーに、
年甲斐もなくジーンと、一瞬胸が熱くなった。
そしてまた、ちょっと古臭いスナップ写真に、さりげなく心を揺さぶられてしまう。

と言う訳で、
大正10年に開館し、間もなく85年の歴史を閉じるという「交通博物館」に立ち寄ってみました。

変貌する「秋葉原」の近くで、ひっそりと先代からの土地を守るかのように、昔ながらの姿を守っている場所。

東京都下で育った私にとって、初めての場所ではないのですが、思えば20数年ぶりの訪問です。
もちろん、中身の事は、ほとんど覚えていません。
外に展示されている新幹線とD51だけは、おぼろげながら記憶がありますが・・・。



平日にも関わらず、老若男女、たくさんの人出で賑わってました。
古臭い建物自体もそうだけど、展示物にも歴史を感じます。

交通博物館の名の通り、陸海空の乗り物にまつわるものが、所狭しと展示されています。


中にはこんな展示物もあって・・・、なかなか濃いです。
しかも、動きます。(笑)




今では「修学旅行」も、ヒコーキに乗って海外!も多いそうですが、
昔はこんな電車に乗って出掛けるのが夢だったのかも知れません。




さて、気になる「空モノ」の方ですが・・・。
こんなものや、





天井から吊るされた「ベル47」が目立ちます。
このヘリこそが、現在のANAのルーツかと思うと、ちょっとした驚きです。

無くなる前に、もう一度行ってみようかな・・・?




5月の閉館後は、さいたま市に場所を移し、「鉄道博物館」として生まれ変わるそうです。



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