３１８狂騒曲（後編）

無事ゲットした安堵感と、奇妙な敗北感・・・。
こんな筈ではなかったのだが・・・。


足取りも重く、一路職場のある都心に向かいました。

日曜日の朝っぱらから、都心のオフィス街ならきっと大丈夫だろうと。
そんな甘い見通しも、先程の行列を見た瞬間、儚くも崩れ去っていました。

平日とは違って、人影まばらな地下コンコースを、半ばあきらめムードで歩きながら、最初の目的地（メトロ）で売場にたどり着く寸前、
「もう売り切れたって。」
駅員同士の会話が耳に留まります。

「はぁ、やはりだめか・・・。」
ここで一旦はあきらめ、そのまま仕事場に向かうことにしました。

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溜め息交じりに、いつもの通い慣れた駅（メトロ）に到着。
（実は、ここでも売り出すことは調査済み。）

すると・・・。

まだ、残ってました。＼(◎o◎)／！

ちらっと見えた残り枚数から、滑り込みセーフだったことが判明。
ヨカッタ、ヨカッタ。

でも根性なしの私は、不必要に限度一杯（３枚又は５枚）まで買う勇気はありませんでした。

この時点で、時刻は９時４０分。
恐るべきパスモ・ロボ人気なり・・・。

ここまで苦労して・・・、
使ってしまうのも勿体ないので、
愛用のモバイルＳｕｉｃａで、改札を通過する事に決めました。（完）


（追伸）
雨が降ろうが、槍が降ろうが、
たとえ食うものに困ろうが、オークションには出しません。（爆）