気まぐれな空

日々空を見て思うこと・・・

星条旗

2006-10-29 | My Logbook
とりあえず、今気になっている映画。
父親たちの星条旗


あの有名なシーンをあしらったモニュメントを、NYで見ました。
ハドソン川に浮かぶイントレピッド博物館で。



お払い箱になった空母を丸ごと博物館にしちまうってんだから、何とも荒っぽいお国ですな・・・。
私が訪れた時にはありませんでしたが、現在は「コンコルド」も展示されているそうです。


しかも、そんな大げさなものが、何ヶ所もあるのだから、やはりスゴイ国だとは思います。


で、こちらは同じ空母でも、サウスカロライナにあるヨークタウン。
かつて、我が国と戦った功績が、デカデカと飾ってあった訳ですが・・・、何とも微妙な気分で拝見いたしましたよ、ええ。



今や我が日本にも、似たような施設があるようですが、所詮は映画のセット。
到底勝負にはなりませんな・・・。




でもね、
正直言って、あの国をすべて受け容れるつもりは毛頭ないけれど、国旗や国歌に対するバカ正直なほどの忠誠心(?)だけは、単純に尊敬してしまいます。

あの国は、
今の日本以上に、自由で気ままでワガママで、自分の権利を主張する国だと思いますが、それでも街を歩いてみると、至る所に星条旗が誇らしげに掲げてあるのですから。

そんなことさえ憚るようになってしまったのは、歴史のせいだとは思っていますが、同時に日本人として恥ずかしくなる部分でもあります。
少なくとも私の中では・・・。

今回の映画は、両面からのアプローチになるようですが、純粋に見比べてみたいと思っています。


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2 コメント

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どうなのかね? (Wich)
2006-10-29 02:48:19
他民族国家だからこそ、何かしら『結束の命綱』が必要なんだと思う。それがシンボルである旗であり国家であるのは、自然な流れ。



自分は何者であるか。

それを、機会があるたびに心にしっかり留め置くこと。



旗の下でそれを認識できる点で、私も彼らがうらやましいです。日章旗と君が代を前にして、なかなかそれはできませんから。いまだにJリーグの試合中継を見ていて、若い人が声そろえて歌うのに、変な違和感があるくらい。



平等と自由をことさら声高に主張するのは、それが実はとても難しいことだから。あからさまな差別だって、貧富の差だって、想像以上なんだと思う。

オイラもね、海外で小さな差別はいっぱい受けましたよ。でも、腹たたなかったです。腹立つほど、愛国心がないから。うん。

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島国根性 (KEN)
2006-10-29 03:10:10
私の場合、海外での生活は、合わせても1ヶ月ちょっとしかないので、ほとんど無知と言ってもいいかも知れない。



私にとって、どうしても理解出来ないのは、

学校では出来ないことが、国立競技場や代々木体育館では出来てしまうってこと。



私は、愛国心を植えつけろとは思っていません。

ただ・・・、あからさまに否定する風潮は、いかがなものかと思っています。



もちろん、皆が皆、そうだとは思いませんが、この件については、周囲の人々がどう考えているか分からないし、不思議なほど話題になりませんね。



元々、心の中の問題だとは思います。

本来なら、意識する必要のないほど、自然な事なのかもしれないけれど、敢えて触れないようにしてきた事で、今の時代のひずみを招いているような気がしています。
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