思えば、自分を責めることしか出来ない一年でした。
さまざまな場所、さまざまな場面で、
自分に足りないものを感じつつも、それを素直に認めることが出来ずに。
結局、自分を変えることは出来なかった。
ほんの少し前に書いている記事でさえ、まるで意味のない空虚なものに思えてしまう。
人生のすべてに対してではないけれど、時として、
大きな障害物を前にしながら、まっすぐな道しか歩けないと、意地になってる自分がいる。
少し離れて周囲を見渡せば、もっと簡単に結果が得られるのかもしれないのに。
でも、自分が求めていることは、結局は「結果」を得る事。
道の先にあるはずのゴールに、たどり着くことなんだよね。
結果が得られないから、悩み、暴れ、もがき、壊し、失い・・・。
それはただ、
壁に行き当たった時、引き返すことを潔しとしない妄想の賜物でしかなく、そしてそんな妄想は、結果に対して何の好影響を与えるものでもなく。
むしろ悪影響の方が多いよな。
それでも出来ることなら、目の前の障害物をこのまま乗り越えて、まっすぐに進んでゆきたい。
それならば、
時間はかかるかも知れないけれど、この壁を乗り越える力を、まずは自分の身に付けることかなとも思う。
いまさら年甲斐もなく、そして遅ればせながら、
「思いやり」のある心に、そんなことを教わった気がする。
それは多分、今の自分に一番足りないもの。
それに気付いた時、これまでバラバラだったパズルのピースひとつひとつが、きれいに組み合わさってゆく。
「思いやり」のある心に、心の底から憧れる。
来年こそは、自分もそんな風になりたいと思う。
そしてそれが叶ったらならば、そんな心を自然に表現できる自分になりたいと思う。
こんな機会を与えてもらったことに感謝しながら、この年を終わりたいと思います。