ＷＢＣと日の丸

ＷＢＣ凄かったですね！初代・世界チャンピオンですよ、興奮します。
視聴率もかなりの数字だったみたいで、喜ばしい限りです。
私はやはり、サッカーよりも野球です。

お隣さんの「言いがかり」なんか放っておけばよい。
そもそも大会規定が途中で翻った訳ではない。
運も実力のうち、勝つべき時に勝った結果の優勝です。
それくらい、決勝の戦いぶりは、見事なものでした。
それまでのストレスを吹き飛ばすかのように・・・。

帰国チャーター便は「ＪＡＬ」みたいですが、やっぱり日本のフラッグ・キャリアか。　ＷＢＣ特別塗装でないのが残念ですが・・・。
どうせなら羽田到着にして、盛大に出迎えればいいのに。
出迎える方も、何かと便利でしょうからね。

さて、何で注目を浴びたのか？と考えると、
やっぱり「日本」だったり「日の丸」が、世界の頂点に立つという事に尽きると思うのです。
何かひとつの旗印の下に集まって戦うことが、とても大きな力となる事を、今回の大会でも明らかにしてくれたと感じています。
その旗印が、「日本」であり「日の丸」であったのだと思います。

残念ながらこの国では、「日の丸」や「君が代」に対する反発が、幅をきかせています。

こんな風潮は、個人的にはとても残念です。
特に、教育現場で生じる混乱は、この国の弱い部分を如実に表しているような気がしてならないのです。

私が育った年代・地域では、何の疑問もなく「日の丸」や「君が代」は、とても自然なものでした。
今時、そんな風景を目にする事もすっかりなくなってしまいましたが・・・、祝日になれば、あちこちの軒先に「日の丸」が掲げられていたものです。
大人になってアメリカを訪れた時、それこそ街中のどこにでも、「星条旗」が氾濫している風景に驚いたものです。
そしてそれが、あの国の「力」であると感じました。

確かにこの国には、目を背けたくなる不幸な歴史があるのは事実です。
でもそれは、「旗印」の下に集まった力を、間違った方向へと導いた体制によるものであると思うのです。
それは同様に、今のアメリカの誤りであるとも思います。

本来の教育とは、
ただ誤り否定するだけではなく、間違った歴史を繰り返さないために成されるべきです。　決して、「日の丸」や「君が代」を否定する事ではありません。

「日の丸」や「君が代」は、心の中に何かを与えるひとつの象徴です。

オリンピックでもそうですが、君が代が流れる中、日の丸が中央に掲げられる瞬間を、世間の多くは期待しているのではないかと。
今回のＷＢＣ決勝の視聴率は、そんな「潜在的愛国心」を示しているのだと思うのです。

世界の中の「ひとつの国」としての将来を考えるならば、本来「愛国心」は最も根底にあるべき、極めて自然なものではないでしょうか？

「愛国心」と言う言葉を否定すらしてしまう日本の現状は、日本の脆弱さを示すと同時に、世界の中で「一流国」になれない理由のひとつであると、私は思っています。