気まぐれな空

日々空を見て思うこと・・・

RJTF

2005-10-25 | My Logbook
ホントに久しぶりに、ぶらっと立ち寄ってみた。
ある意味、今の自分の原点みたいな場所。

かつての調布は、「タワー」があるくせに「飛行場」ではなく、正確には「場外離着陸場」扱い。

今ほど整備されておらず、「滑走路と草ッ原とバラック」と言うイメージ。
「航技研」がある辺りのカーブ付近には、ボロボロの事務所がひしめいていて、一歩足を踏み入れるのも躊躇するような雰囲気だったけれど、小型飛行機がわんさか駐機していて、とても賑やかだった。
戦中から残る、今にも崩れ落ちそうな格納庫の上に、管制塔がチョコンと乗っているけど、風が吹くと危険なので、管制官も避難してしまうようなシロモノ・・・。
「タワー」があるにも関わらず、「ローカル」が似合う。
それが自分の中に残る、「調布飛行場」のイメージ。

正式に「飛行場」に昇格した今の調布は、確かに整然と整備され、「空港」っぽく小ぎれいになっているけれど、閑散とした雰囲気に以前のような活気を感じないのである。
正式に飛行場化されたことで、敷居が高くなったのだろうか?

周りの景色もずいぶんと変わり、レシプロ・サウンドよりも、サッカーで盛り上がる観客の歓声が響きわたる。

懐かしさとは裏腹に、その変貌に驚くと同時に、ふと寂しい気持ちになった。


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