ガンダムの時代

アキバ散策の戦利品、「ガンダムコレクション」
最近、この手のモノに引っかかることが多い。

て言うか、ガンダム全盛時代を知っているせいか・・・。
売り場でしばらく悩んだ挙句、結果的には「大人買い」。
大人になって良かったと思う、数少ない瞬間なのである。

今やどこのオモチャ売り場に言っても、プラモデルのコーナーには、「ガンダム系」が幅を利かせている。
ヒコーキものなどは、いかにも少数民族の風情だ。

２０年以上の時を経て、この人気は何なんだろう？と思う。
きっと、子供心に分かり易い「夢」みたいなモノがあるんだろうな・・・。
きっと自分も、昔はそうだったのだろう。
ガンダムに比べれば、「空」はもっと現実的な「夢」かもしれない。

今や２１世紀。
一昔前、昭和の時代の「２１世紀観」を振り返ると、ビミョーな気分になる。
人間と同じようなロボットが登場し、人類は宇宙で暮らしている筈ではなかったか？
平成の現実とは、明らかにかけ離れている。

テレビでも、こんな風に「未来」を感じさせる番組は、今の時代には、ほとんど存在しない。　もっと身近で日常的な「恋愛モノ」とか「事件モノ」とか、「スキャンダル」とかがウケる世の中。

それはそれでいいかも知れないけれど、
世の中全体がパワーを失ってしまったのかな？とか、思ったりもする。
「夢」は「夢」だったと、割り切るべきなのだろうか？

そんな自分自身が、
「夢見る事を忘れた、平凡な大人なのかも知れない。」と思うと、かなり寂しい気分になる。


↓そんな訳で、偉大なる「雑魚キャラ」の競演です。