タネの縁側  

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いい感じなハナシ

2022-03-30 | ビデオ 邦画
あのこは貴族

東京都渋谷区に松濤というエリアがあって、字も難しいけど、お屋敷エリアがある。
知らんけど、そのエリアは小さな家を建てられないルールがあるらしい。

松濤1・2丁目、神山町〈200㎡以上〉ルールで検索してみてちょ。
法律なのか条令ないのか習慣なのか。

で、そこで生まれ育ったお嬢様の話。
茶化しても皮肉ってもない。
庶民という大半の人が犇めいているステージにいる者にとっては「TVでバラエティに出られるほど珍しいことも」
あるクラス(階級)の人たちでは普通らしいこと。



ついでに小学校から(あるいは幼稚園からずっと同じ学校にいる)純粋な内部生女子の生態。
庶民からみたら「へ~~~っ」
って日本の格差ってやつを再確認する映画なのかな。

たった一人だけ、お嬢様大を出た知り合いの話に出てくる名前は「全員 有名な家柄、企業の家族だらけ」
同級生に日本で知らない人のない有名な企業の息子がいて、やはり誰もが知ってる有名な企業の娘と結婚した。

まあ、それもかような階級の人たちの習慣というかルールなんだろと思う。

けっこう、きちんとしていい感じの映画だと思う。

もちろん「お嬢様じゃない女の子」が対比として出てくる。
もちろんがんばっている、がんばらないと東京では暮らせないだろうなあと思う。

田舎の女(もちろん男も)は、東京に搾取されまくっている。
まあ、そうだろうなあとも思う。
リアルな内容だった。




あの子は貴族
Aristocrats(貴族階級の人という意味らしい)

監督 岨手由貴子
脚本 岨手由貴子
原作 山内マリコ
製作 西ヶ谷寿一
西川朝子
宮本綾
出演者 門脇麦
水原希子
高良健吾
石橋静河
山下リオ
佐戸井けん太
篠原ゆき子
石橋けい
山中崇
高橋ひとみ
津嘉山正種
銀粉蝶
音楽 渡邊琢磨
撮影 佐々木靖之
編集 堀善介
制作会社 東京テアトル
製作会社 「あのこは貴族」製作委員会
配給 東京テアトル
バンダイナムコアーツ
公開 日本2021年2月26日
上映時間 124分
製作国 日本
言語 日本語

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