BSジンです
今まであまり本腰を入れてカメラをやっていなかった自分ですが。
iPod touchで撮るようになってから写真もいいかなと思い始めています
最新のカメラ程とは言わないまでも、思った以上の写真は撮れるので、
水中写真入門には最適ですねぇ
しかし、少しだけ悩ましいところがでてきています。
とりあえず問題の写真が下の2枚
注目していただきたいのはタンクブーツやフィンのところです。
完全に白とびしてしまい、光ってしまっています~

どうやらiPod touchが風景の明るさを感知して、自動でレンズの光の取り込み具合を決めたり(露出調整)
被写体とも距離を考えて、自動でピントを合わせてくれたりしていることが、
この問題を引き起こしている原因になっているようです。
明るく、薄い色合いのものは色が飛びやすく、うまく撮るのが難しくなっていますね。
上記2枚の写真で言うところのタンクブーツ、フィンがそれにあたります。
特に明るいところでの撮影では、こうなることが多いようです。
では、この現象を抑えるにはどうするのかといいますと。
まず1つ目は暗い所で撮るということ。もしくは、暗い所にピント・露出を合わせてから、
素早くiPodを被写体にむけなおしてとるということ。
・・・っと書きましたが、これに関しては若干手間なのと、動いている生物への対応が難しいことなどから
できればいいなぁ位な感じです。
2つ目としてはHDR機能を使った撮影があります。
HDR(ハイダイナミックレンジ)での撮影とは、撮った写真を異なる露出で3枚保存し、それを合成した画像にすることで、
輪郭をぼやかして白とびを軽減してくれる機能です。
元となった写真は残すように設定(1枚のみ)することもできますし。HDR加工したもののみ残すこともできます。
これはiPodの設定項目のカメラのところから変更ができます。
では、実際にHDRで撮影をするとどうなるのかというと。
こちらが元の写真です。
赤丸で囲んでいるところが白とびしています。
それではHDR加工したものはというと。
このように白とびが目立たなくなっています

1枚目と比べると違いがわかりやすいですね。
もちろんHDR機能でも限界はありますが、白とびのリスクを少なくする方法として覚えておくと便利ですね。
一応注意点としては。
ダイビングの途中の水中では、HDR機能のON・OFFができません。
陸上でHDR機能をONにしたら、そのダイビング中はHDR機能での撮影しかできなくなります。
また、写真を内部で自動合成しているので、写真を撮るたびに合成時間が2秒ほどの合成時間がかかります。
この2点を抑えておけば、iPod touchでの幅が広がりますね
それでは、興味のある方はBSジンまでご連絡くださいませ。