クライマックスシリーズへ向けて、上位チームが鎬を削るこの時期、
球界の寂しいニュースも飛び込んできます。
19日、東京ヤクルト・古田敦也兼任監督の退任と現役引退を発表する、
記者会見が開かれました。
僕は広島カープファンですが、やはり寂しいし、会見の映像では
もらい泣きしてしまいました。
選手としての功績は、今さら説明するまでもありません。
昨年からの兼任監督にも、大きな期待を寄せていました。
「代打・オレ」、広島戦で一番多く使われたんじゃないでしょうか。
ただやはりスタメン・古田を、もっとたくさん見たかった。
18年目の今季は、出場3試合で6打数無安打。
右肩痛があったとはいえ、古田兼任監督自身も、後ろ向きな姿勢が
あったのかなと、残念でなりません。
そしてもうひとつ残念だったのは、8月中旬、東京ヤクルト球団社長が、
来季は選手としての契約を結ばないと発言。
古田監督は、これを事前に知らされてなかったようです。
要するに「選手・古田引退。」を、自分よりも、周囲が先に
発表してしまったんですよね。
古田選手ほどの偉大な選手でも、このような扱い。
球団社長からすれば、今の成績じゃ当然って事でしょうが、
ファンに与えるイメージも考えて欲しいものです。
それもファンサービスのはずです。
10月7日神宮最終戦の広島戦が、古田選手の引退試合になる予定だそうです。
節目で何故か広島と縁があるんですよね。
古田選手のスタメンも見たいけど、池山選手の引退試合の、
池山VS長谷川の全球直球勝負のような、古田VS黒田の対決も見たい。
さてその広島カープからも、佐々岡投手、今季限りで現役引退の
発表がありました。
佐々岡投手は89年ドラフト1位で入団。
90年に13勝17セーブ、91年には17勝を挙げてリーグ優勝に貢献。
僕のうす~い記憶で申し訳ないんですが、
90年か91年の日本レコード大賞に、プレゼンターとして登場したのを
見た記憶があるんですよね。眼鏡かけてて、すごく知的に見えた。
カープの選手が、このような場に呼んでもらえるとはと、驚いたものです。
ただ、この記憶の裏をとろうと検索かけてみたんですが、ヒットせず。
勘違いだったらスマン(汗)