今年の夏本番は、北アルプスの温泉を繋ぐ旅でした。
10日の高天原山荘の予約が取れたので、ただ行くだけではつまらないから、大昔何度か通った湯俣の温泉とつないでみようと・・・。
前回、高天原に行った時は、扇沢・針の木・船窪・烏帽子・高天原・温泉沢・赤牛・黒4でした。
今回は、七倉・湯俣でマッタリ・雲の平・高天原でマッタリ・温泉沢・水晶・烏帽子・七倉です。
最近の北アルプスはオーバーユースなのでしょうか、天場と駐車場の確保がハードル高くなってきています。じゃによって、七倉駐車場を心配したのですが、案外空いていました。
車で行く人は、ピストンか、回収に来ないといけないので、あまり使わないのでしょう。
私は、登り竹村新道、下りブナ立尾根、水晶小屋と野口五郎小屋の間くらいが被るくらいですが、基本周回にしました。
大昔、北鎌や硫黄尾根のアプローチはココしかなく何度か通った事があり、湯俣当たりでマッタリ懐かしがって、スタートしようと思った次第。
ダムまでタクシー利用できます(@2,000円)が、一人身で時間タップリ、1h強頑張れば他に予算回せます。
高瀬川ダム。重力式ですが、道が車用のジグ道しかありません。上り3回目ですが、諦めのんびりと・・・。途中3台のtaxiにぬかれました。
高瀬ダム。ほぼ満水状態。湯俣方面側(右岸)に仮設トイレと呼び出し用の10円公衆電話。(十円しか入らない。)
林道歩きがありまして、
キジが・・・・。
轢かれた?時間もあるし、もってくか?
多分、作業に入られていた方達のオカズになっていると思います。(還りはありませんでした。)
第5発電所通過
導水管を見るにいったいどんな所から取水しているのかってくらいの傾斜。
土砂がで大分体積しています。
林道が終わり登山道を進むと、
名無避難小屋。っていう看板が付いています。中はキレイでした。
晴嵐荘前の吊り橋は昨年流失。
丸太橋や飛び石伝いに小屋へ。
天場も土砂で埋まっていて、フリースペースでした。
本日の利用者は、私一人、天泊。
この後の写真データが飛んでしまいました。記録のみ。
テント設営後(930頃)、昔懐かしい水俣川、訪れた事のなかった墳湯丘を散歩して回りました。
最初の吊り橋を渡ると、川筋が変わっていたりトラロープがブッシュに隠れてしまったりで進めませんでした。
ので、靴脱いで、渡渉で墳湯丘まで行って、水俣川も適当に渡渉ですすみました。
晴れて、水量がすくなかったからできた事と思います。
最近の北鎌(クラシック)は、沢装備で之アプローチだそうです。
日帰りで晴嵐荘まで来たパーティが1組ありましたが、靴を脱がなかったので、吊り橋の先の河原でひきかえしてきていたようです。
そのあと、15時からの一番風呂に入り(本日客は私一人)、越冬ビールを安く分けていただき泊。
小屋の人に竹村新道から雲の平に行く件を聞きましたら、まだ整備に入っていないので、藪漕ぎが大変。コースも荒れているので、時間的に野口五郎小屋か水晶小屋まで行くのが普通。との事。
翌日、3:30に出発した。(槍見)展望台まで上がったのですが、その先の道が崩壊していて、重荷の自分にはかなり勇気いりました。
何人かが石楠花を踏んで進んで(降りて)いましたので、バランスで進んだのですが、その先の鞍部の下降点が見つけられず、空身偵察のためにザックを置くスペースもないままうろうろ。
崩壊地を戻りたくない気持ちが強く、しばらく逡巡しましたが、ヘッド電の先は皆奈落の底の様でした。
敗退!でも勇気いります。崩壊地、(私には)厳しかった。
明るくて、もう少し荷が軽く、何より、若ければ、通過できたのでしょうが、今の自分にはムリ。
小屋に戻り速攻で下山。ブナ立から迂回することも考えましたが、ただのピストンで帰りの負荷も高い
ので止めました。
ダムにつくまで転進計画決定。
蓮華温泉から白馬。白馬大池で天ぱって見よう、温泉がメインだぞ。
て、事で大町のコインランドリーで服を洗っているあいだに、高天原山荘へキャンセル架電。〇友でビールや当ての追加調達。
蓮華温泉の駐車場の混雑が心配でしたが、良いタイミングではいれたのか、バス乗車場の後ろの方にとめれました。
蓮華温泉巡り、白馬大池、小蓮華ピストンへ続く
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