買物難民というのは、農水省の定義では「65歳以上の者で、自宅の500m圏内に生鮮食料品販売店舗がない、かつ自動車を保有しない者」らしい。 Gの家の周り500m内にスーパーもないし、買物の時はいつも歩いて行くので車を持ってないのと同じ。Gも買物難民だった。
なんでそんな話をするかというと、今日たまたま散歩コースを変えて行った先に、あるスーパーがもう閉店することになっていた。売り場も品物も少なくなっていた。この後どうなるかというと、ドラッグストアになるらしいが、それでは生鮮食料品は買えない。そこは坂の上になる所で買物に行くとなるとバスか車を使って下界までおりないと行けない、ちょっと歩いて行くというには遠ぎるという所だが、住んでいる人は若い人よりも高齢者の方が多い。昔は人も多くにぎやかで活気にあふれていた所がいつの間にか若い人がいなくなり、年老いて衰退していだけの街が残されていく。人生のたどり着く先はこんなところだったのか。人がたくさんいた所からどんどん人がいなくなり消えていく。こんな現実が来るのを小さかった昔は想像もすることはなかった。日本がどんどん衰退していくようだ。
午後からは雨が降り出して来たが、昨日ほどは寒くない。明日からだんだんと暖かい日になっていくようでありがたいことだ。
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