ボリビア カミナンド記

母の遺した布

昨年9月母が逝ってしまいました。
生前パッチワークが大好きで90歳近くまで制作を楽しんでいました。
残された者がやっとその気になり、パッチワークの残り布の入った引き出しを開けてみて、びっくり。
まだまだ制作するつもりだったのか、素敵な布地と出会うと買い置くのが好きだったのか、
とにかく膨大な残り布が出てきました。

私はパッチワークはまったくやったことがないけど、どれも素敵な柄や色に感動。
この布を見ると、何か作りたくなってきました!

母が亡くなる直前、しんどくないときを見計らって
簡単なパッチワークを教えてもらいました。
(そのときはこんなに残り布があるとは知らずほんの少しの布で作ったのです)
出来上がりを見ることなく母は逝ってしまいましたが、
やっと今日、それが完成しました。
我が家の食卓のいすの座布団です。

やっとパッチワーク部分が出来上がって中に芯(フリース地の派手な残り布を活用)を入れる段階。

















そして、ふかふかの座布団が4枚できました。
真ん中のは母の、使い込まれた針差し入れ、パッチワークでできています。


今日はお墓の前で妹としみじみ母を偲び、懐かしさと寂しさと感謝と多くの複雑な思いでお墓をあとにしました。
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