ボリビア カミナンド記

制服向上委員会と武藤類子さん

3月11日の追悼と脱原発の東京大行進の前段で、
今日「さよなら原発!千葉集会」講演会&市内パレードが行なわれました。

福島から武藤類子さんをお呼びして今の福島の生の声をお聞きするものでした。

武藤さんは昨年、9.19東京大集会で福島代表で感動的なスピーチを行なった方だそうです。



3.11以後、脱原発のさまざまな活動をする中で、武藤さんがわかったこと。
「事実は隠されるのだ」
「国は国民を守らないのだ」
「事故はいまだに終わらないのだ」
「福島県民は核の実験材料にされるのだ」
「莫大な放射能のごみは残るのだ」
「大きな犠牲の上に尚、原発を推進しようとする勢力があるのだ」
「私たちは捨てられたのだ」など。
どの言葉をとっても、うなずけるものばかり。

そしてもう一つ、衝撃的な言葉。
私たちは消費者として電気を使ってきましたが、電通という広告代理店が消費のための10か条というものを出しているそうです。(電通戦略十訓)
1.もっと使わせろ 2.捨てさせろ 3.無駄遣いさせろ 4.季節を忘れさせろ 5.贈り物をさせろ
6.組み合わせで買わせろ 7.きっかけを投じろ 8.流行遅れにさせろ 9.気安く買わせろ 10.混乱を作り出せ
なんと、私たちは踊らされ、バカにされて生きてきたことか。
武藤さんの偉いところはこの言葉に発奮して、食べ物もエネルギーも自給し、
そういう消費に加担しない暮らし方を、実践に移したこと。
森を開墾し、家を建て、地域の人たちの集う場を作ってきたとそうです。
で・も・今回の原発事故で放射能に汚染された森にはもう住めなくなった。
生活すべてを失った。

これからどうやって暮らすのですか?という会場からの質問に、
他へ行って暮らすことになるのではないか。
森や森の生き物は元に戻るまでそっとそのままにしておくしかないのではないか。
300年くらいはかかるかもしれないけど。

原発はかくも恐ろしいものである。

制服向上委員会って何?
現役高校生中心のアイドルユニット。知りませんでした。
今日は若い人たちの歌で元気をもらいました。

歌ってる歌が「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」など時事ソング。
AKB48のような可愛い子達。
下をクリックすれば歌が聞けます。
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=ly_i8f-j0xU&feature=endscreen

脱原発を訴えるのも楽しく行かなくっちゃぁ!
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