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本日の歌謡スクランブルはシティ・ポップ・コレクション(1)でした

2021年09月30日 | ラジオ番組の話題
 NHKFM「歌謡スクランブル」はシティ・ポップ・コレクションの1日目。「シティ・ポップとはなんぞや?」という事について、番組では「1970年代、80年代を中心に流行した都会的な雰囲気のポップスが、最近シティポップと呼ばれて注目を浴びてる。」との事です。かなりざっくりとした言い方ですが、まあいいでしょう。←偉そう。

 それで1日目のオンエア曲は以下の通り。

「真夜中のドア~stay with me~」松原みき
「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」中原めいこ
「HABANA EXPRESS」寺尾聰
「12番街のキャロル」佐藤隆
「思い出の渦(シングル・バージョン)」杉真理&レッド・ストライプス
「プラスティック・ラブ」竹内まりや
「BYE BYE MRS.DECEMBER」濱田金吾
「鍵はかえして!」大橋純子
「ジェラス・ナイト」上田正樹
「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」YMO
「ヴァージニティ(Single Version)」ムーンライダーズ
「ペントハウスで恋をして」りりィ
「ピンク・シャドウ」ブレッド&バター
「雨」石黒ケイ
「シティ・ライツ・バイ・ザ・ムーンライト」惣領泰則とジム・ロック・シンガーズ
「二人のバースデイ」佐野元春
「雨音」大江千里
「クール・ダウン」ラジ、南佳孝
「頬に夜の灯」吉田美奈子


 今回19曲かかりましたが、私が知ってたのは5曲のみ。タイトル見てわからない曲も、聞いてみたら知ってるかと思ったら見事に知りませんでした。

 さすがに最初の3曲はヒット曲と結構知られてる曲で始まりましたが、次の佐藤隆さんについては「桃色吐息などの作曲でも知られる」と解説あり。さすがに「石川ひとみさんの『アモーレ』で知られる…」とはなりませんでした。残念(?)。この人の曲は「マイ・クラシック」もヒットしたと思いますが、曲作りには結構共通する感じはありますね。今回の「12番街のキャロル」は、当時チンペイさんもしっとりとした感じで歌ってました。

 杉真理&レッド・ストライプスは、「MARI & REDSTRIPESじゃなかったっけ?」と思ったのですが、今回の放送では「杉真理&レッド・ストライプス」として紹介されてました。そして「その杉真理&レッド・ストライプスのメンバーだった竹内まりやさん…」という紹介での「プラスティック・ラブ」でしたが、私はその辺の経緯は詳しくないのでよくわかりません。が、竹内まりやさんの紹介でわざわざそれを持ち出す意味あるかなあと思ったり。

 そしてYMOの「君に、胸キュン」はこの流れの中ではちょっと浮いてる感じはありましたが、合間にヒット曲入れないとさすがにつらいという選曲かもしれません。

 ただ、こういう流れで知らない曲を結構聞くのは楽しかったです。どの曲も力作だったし皆さん歌はお上手なので。その中でも結構気に入ったのは「BYE BYE MRS.DECEMBER」(濱田金吾)、「シティ・ライツ・バイ・ザ・ムーンライト」(惣領泰則とジム・ロック・シンガーズ)、「頬に夜の灯」(吉田美奈子)など。

 実はこれらの曲はかなり年代がばらけているのですが、この中で一番古いのがどれかおわかりになりますでしょうか。タイトルの一覧を見て瞬時に判断できた人は上級者です。私はさっぱりわからず。調べてみたら、一番古いのは大橋純子さんのデビュー曲「鍵はかえして!」で、これが1974年の6月。

 世間ではどういう歌が流行ってたかというと、殿さまキングスが「なみだの操」をヒットさせ、百恵ちゃんは「あ~なたに~女の子~の一番大切な~ アレをあげるわ~♪」と歌ってた頃です。そしてほぼ同じ時期なのがブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」。これが同じく1974年の9月。世間では「精霊流し」が流行ってた頃です。

 1974年というと、ユーミンは既にデビューしてましたが、世間ではまだニューミュージックという言葉がなかった頃ではないかと思います。その時代の曲を「シティ・ポップ」として引っ張り出してきた今回の選曲はアッパレというか。

 そして明日は特集の2日目ですが、さらにヒット曲が少なくなるという選曲。そんなに攻めて大丈夫か?>NHK

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