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ドラマ「それぞれの秋」

2017年01月08日 | ドラマレビュー

 BS-TBSで今日から始まりました。山田太一先生の脚本なので見てみようと思った次第。1973年秋のドラマだそうですが、当時私は小4。もちろんリアルタイムでは見てません。家族ものですが、キャストは主役が小倉一郎で、父親が小林桂樹、母親が久我美子、兄が林隆三、妹が高沢順子という布陣。

 気弱な性格で彼女と別れることになった小倉一郎が、悪友にそそのかされ電車で痴漢を行い、その相手がスケ番グループのリーダーだったのでリンチに遭い、そのグループには妹も属していたというのが初回のストーリー。おまけにその悪友は火野正平、スケ番のリーダーは桃井かおりという香ばしさです。全15回だそうですが、これは続けて見ないわけにはいきません。

 それにしても、平凡で平均的で幸せそうな家族が実はそれぞれ秘密を持って…というのは、「岸辺のアルバム」とほとんど同じなので山田太一先生の変わらぬ芸風というやつでしょう。高沢順子が女子高生役で出てたので、「山田太一先生の脚本なら絶対着替えシーンがあるはずだ!」と思ったらビンゴでした。さすが巨匠は期待を裏切りません。

 ちなみに番組サイトはこちらです


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一度見たいです。 (守死立富)
2017-01-09 12:10:45
>山田太一先生の脚本

「男たちの旅路」を思い出します。
「車輪の一歩」ブレイク前の役者さん達が結構出ています。
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おや (ハイパパ)
2017-01-11 23:33:46
そうですか、見たことないですか。「男たちの旅路」は「墓場の島」のみ保存版にしてます。あれは最高です。
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「墓場の島」 (守死立富)
2017-01-24 15:59:13
僕もあの話は好きです。
鮫島壮十郎 ( 柴俊夫)ではなく杉本陽平(水谷豊)が戸部竜作(根津甚八)の警護に選ばれた理由。
それを知っていじける陽平。でも、竜作はやっぱり陽平に親しみを感じていた。
いいですよね。
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いいですよね~ (ハイパパ)
2017-01-24 23:43:25
壮十郎の出番があんまりないところがいいです。あれこそ山田太一ワールドのような気がします。なによりドラマの中でキャンディーズが出てくるのがいいのですが(笑) ちなみに「墓場の島」の歌はまだ覚えてません。4小節しか歌えないという…。
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なるほど。 (守死立富)
2017-01-28 11:21:25
>壮十郎の出番があんまりないところがいいです

そういう考え方もありますね。

>「墓場の島」

竜作が陽平たちと「いい湯だな」を随分低音で歌う場面もいいですね。
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大人の楽しみ (ハイパパ)
2017-01-28 23:06:16
初めて見たのは中学生の頃だったので、まだ山田太一作品の楽しみ方がわかってなかったですね。だから、昔は森田健作だったり柴俊夫が主役でないと、と思ってたのですが。

山田太一先生も「獅子の時代」さえなければよかったものを…。とか言って(笑)
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