画像の本を久々に読みました。久々にというのは、これは持ってるわけではなく図書館から借りてきたもの。市内の図書館にありますので、何年かごとに借りてきてます。
一般に青春ドラマというと、「青春とはなんだ」とか「おれは男だ」とか「俺たちの旅」とかをイメージしますが、この本では「柔道一直線」「サインはV」「美しきチャレンジャー」「燃えろアタック」のスポ根ものから、「アテンションプリーズ」なんてのもあり、「奥様は18歳」「なんたって18歳」「ハレンチ学園」とかいうコメディまで含まれてます。
そこで、この本を見て「ああ、忘れてたけどそういうのもありましたね。」という70年代の気になるドラマを並べてみましょう。
・金メダルへのターン!
・コートにかける青春
・アイちゃんが行く!
・太陽の恋人
・君たちは魚だ
・青葉繁れる
「金メダルへのターン」は、当時見てました。主演は梅田智子さんですが、どんな人だったでしょうか。結構健康的で可愛かったような記憶もありますが。1970年というから私は小1。水泳ものですので当然ヒロインはほぼ水着なわけで、もうちょっと大人だったら違う楽しみ方もできたでしょう。これに出てくる「飛び魚ターン」というのは当時流行りました。って、今の若い人は知りはれへんやろなあ…。
「コートにかける青春」も当時見てました。紀比呂子さん主演で、1971年の作品。当時私は小2。テニスものですので、ヒロインは当然テニスルックなわけで、もう少し大人だったらまた違う楽しみ方もしたことでしょう。(こればっか) 原作の漫画は「スマッシュをきめろ!」でした。紀比呂子さんは覚えてるのですが、妹さん役の人はまったく記憶になし。結構クールな感じだったと記憶してますが、可愛かったのかなあ。今もこのテーマ曲を歌えるのですが、歌は堀江美都子さんだったんですね。さすがです。
「アイちゃんが行く!」は、坂口良子さん主演で1972年ということですから、当時私は小3。本当にボンヤリと記憶はありますが、内容は忘れました。これが坂口良子さんの初主演作だったそうです。彼女をいつ頃から認識したかというと、このドラマだったのでしょうね。鈴木ヒロミツさんもこのドラマで人気が出た様子。今見たら面白いかも。
「太陽の恋人」は、梶原一騎原作の劇画を基にしたドラマ。ただし原作の方は「朝日の恋人」「太陽の恋人」「夕日の恋人」とタイトルを変えてました。ドラマの方は1971年の作品なので当時私は小2。主演は桜木健一&吉沢京子の柔道一直線コンビですが、小学生ながら私も原作を読んだことがあって、ドラマを見た時に生意気ながら「これはミスキャストやろ」と思いました。で、ドラマの方は不人気ですぐ終わったそうです。やはり…と。イメージとしては、吉沢京子のような健康的な人より早乙女愛的な憂いを帯びた可憐な美少女風の人が適任と思いますが、今から言っても仕方ないですね。
「君たちは魚だ」は1972年の作品。オリンピックを目指す男子水泳選手の話ですが、出演は桜木健一、石橋正次、佐々木剛など。柔道一直線とアイアンキングと仮面ライダーが出てるわけですが、人気はサッパリだった様子。TBS系なのでうちの田舎でもやってたと思うのですが、午後10時からの放送ということでほとんど見た記憶がありません。水泳とはいえ、男子はちょっと…というのは、成年男子の感想です。
「青葉繁れる」は1974年の作品。当時私は小5。ご存じ井上ひさし氏の小説が原作ですが、東北一の名門校に通う劣等生たちの話。出演は森田健作、沖雅也、野村真樹、三ツ木清隆、赤塚真人、竹下景子など。私はこれの雰囲気は好きで、出演者が歌うテーマ曲をラジカセに録音してたので、今も全部歌えます。とはいえ、どちらかというと母が喜んで見てたので、小学生にはちょっとレベルが高かったかも。ただし、今回並べてみたドラマの中で、大人になった今、一番見てみたい作品ではあります。
そんなこんなで、青春ドラマとはいえ結構幅広いものだと実感しました。剣道着で夕陽の砂浜を走るだけではないんですね。
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