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来週から「エール」と「それぞれの秋」が始まります

2024年12月10日 | 新着ドラマの話題

 以前ブログに「それぞれの秋」というドラマの初回レビューを書いたのですが、妙にそのアクセスが増えてると思ったら、なんとBS-TBSで来週から始まるそうです。

 これは1973年のドラマで、企画・木下惠介、脚本・山田太一という当時のゴールデンコンビによる作品。調べてみたら2017年にも再放送してて、私はその時に見てすごく楽しめました。

 主人公は大学生(小倉一郎)で、ある日悪友(火野正平)にそそのかされ電車でチカンをしてしまい、その相手がスケバン(桃井かおり)だったので捕まってグループのたまり場に連れていかれ、そこにいた新人メンバーが高校生の妹(高沢順子)だったというのが初回。ストーリーもキャストも凄く香ばしいというか味付け濃い目なのがたまりません。

 私なんぞは山田太一先生が変態だというのは知り尽くしているので、高沢順子が女子高生役と聞いて「絶対着替えシーンがある!」と予想したら、初回でバッチリありました。巨匠はお茶の間のお父さんの期待は裏切りません。さすがです。

 そして、両親が小林桂樹と久我美子、兄が林隆三というのもいかにも昭和のドラマという感じ。それぞれのキャラ設定が絶妙なので、今となってはストーリーはよく覚えておりませんが「面白かった」というのは記憶に残ってます。

 現在「岸辺のアルバム」を放送している時間帯で、12/16(月)から月曜~金曜 ひる12:29~1:25で見られます。個人的には「岸辺のアルバム」の方が好みですが、こちらも面白いので少しでも関心を持った方は是非ご覧ください。小倉一郎がアタフタする姿はまさしく昭和の青春です。

 そして16日(月)は午後12時からチャンネル銀河で「エール」が始まります。こちらは2020年度上期の朝ドラで、作曲家古関裕而をモデルにして主演が窪田正孝、その妻役が二階堂ふみでした。記憶している方も多いのではないでしょうか。

 もっとも、こちらはドラマというより私は途中からコメディとして見てましたので、あまり真面目に見る気はなし。どうも主要キャラの性格設定が一定してない気もしたし、子供の頃と成人してからがイメージが違い過ぎるケースもあったり。まあそれも長丁場の朝ドラならではということかもしれませんが、そういう点ではあまり評価できずです。

 ただ、二階堂ふみ、薬師丸ひろ子、柴咲コウなど注目の女優が出てますし、他にも堀田真由、仲里依紗、古川琴音なども出てたんですね。どんな役でしたか忘れてしまいました。

 ということで、こちらも興味のある方は是非どうぞ。面白くないわけではないですが、脚本が適当過ぎると思った当時の私の感想を再確認する機会にします。


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