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何しろ針圧を知らなかったので>アリスV

2021年12月10日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話


 画像は、ご存じフォークグループ「アリス」の5枚目のオリジナルアルバム「アリスV」の歌詞カード。発売は1976年7月なので、当時私は中1。多分その頃に買ったというか、兄が買って来たのだと思います。

 歌詞カードにある文言は「このレコードはかなりレベル高くカッティングされていますので、プレーヤーの針圧を重めにして聴いて下さい。」でした。

 何しろ田舎の中坊でしたから「レベル高く」「カッティング」「針圧を重め」など、わからない言葉だらけでした。なので「え~、普通に聞いたらダメなの?」と思ってハラハラしてました。

 ただ、「爆発します。」とか「不幸になります。」とか「妊娠します。」とかいう事ではなさそうだし、当時実家にあったコロムビア製のモジュラーステレオでは問題なく聞けたので、その文言はスルーと。

 その後、結構オーディオに詳しい友人ができて聞いてみたところ、針圧が何かというのは一応原理は理解しました。しかし、なにしろ家にあったのは普通のモジュラーステレオだったし何も触らず。というか、あれは針圧の調整とかできたのでしょうか???

 今考えると、レベル高めにカッティングされてるということは、針圧が軽いと針が飛んでしまうとかそういう可能性があるという事でしょうか。実家には、このモジュラーステレオとは別に、卓上のレコードプレイヤーがあったのですが、そちらでは一定の箇所で針が飛んでしまうレコードがあったのも確かです。(南沙織さんの「シンシア・ストリート」とか。)

 それはそうとして、確かにこの「アリスV」は音がいいというか、結構くっきり聞こえる感じのレコードでした。そして、今あらためてこの歌詞カードを見ると、アリスとはいえサポートのミュージシャンが色んな人が入ってて、私の好きな「夏の終りに」という曲はベースが後藤次利さんと岡沢章さんの二人の名前があり、アコギは当時オフコースの鈴木康博さんが演奏してます。そしてチンペイさんは名前がないということで、今で言うユニットというかそれぞれのソロプロジェクト的なレコーディングのシステムだったのですね。しかもこの曲は、作詞作曲がドラムの矢沢透さんだったという…。

 そんなこんなで、レコードを高音質で再生するということについて考えさせられるアルバムですが、私としては「そんなにややこしいなら、ワシCDがいいですわ。」というタイプなので、今やレコード派ではなくCD派です。

 レコードだとカートリッジはどれを選ぶ?、針の交換はどれくらい?、盤のクリーニングはどうする?、静電気対策も必要では?とか考えるのは面倒ですし。さらに、実家では普通に畳の和室にステレオを置いてたので、針圧うんぬんの前に「床は水平なのか?」とか考えたり。

 そういう意味で、友達がレコードからカセットに録音してくれたのを聞いて「いい音だなあ」とか思ってウットリしてた人は幸せだと思います。カセットはカセットでドルビーだとかバイアスだとかハイポジだとか考えだすと面倒ですし。それを考えると、女子はチンポジは考えなくていいので楽ですね。って、結局そういう結論。


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2 コメント

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結構なお点前で(^^♪ (落書君)
2021-12-11 12:02:42
ハイパパさん、こんにちは!
今回も他のしく読ませていただきました。

さて、何から書き始めたらいいでしょう?
チンポジへのツッコミ?「妊娠します」へのツッコミ?

先ずは、アリスⅤについてですね。
僕も買いました。持っています。収録曲はすべて好きですが、中でも心が無性に揺さぶられたのが「音の響き」です。

針圧については当時18歳の僕にとって何のこっちゃでしたが、少なくともほかのアリスのレコードより音質が良く聞こえた感じがしたのは覚えています。

操作が面倒でも、やっぱり僕はレコード派です。
でも、レコードは全て田舎に置いてあり今すぐには聴きかえせないので、youtubeで久し振りに楽しませてもらいました♪
 
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毎度どうも~ (ハイパパ)
2021-12-13 13:41:00
ご覧いただいてありがとうございます。
「音の響き」ですが、私も大好きな曲です。最初の「キョン!」という音がまさに「音の響き」ですね。

で、レコード派ですか~。今も私は結構レコード持ってますけど、プレイヤーは普段タンスの上にしまっちゃってるのでなかなか聞けません。何しろ20年以上前に買った物なので、針も変えねばならないかも。やっぱり面倒(笑)
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