まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「掘割で笑う女」輪渡颯介

2013-12-10 21:41:25 | 
今日は寒かったような・・・
午前中すごい雨でしたね。
・・・って これ翌日アップになっちゃいました。
(昨晩忘れて寝てしまった。TT)

さて 輪渡颯介の「掘割で笑う女」を読みました。

掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南 (講談社ノベルス)
輪渡 颯介
講談社


皆塵堂シリーズの第3巻が貸し出し中だったので こちらの「浪人左門あやかし指南」シリーズを読み始めました。

この「掘割で笑う女」はデビュー作で 第38回メフィスト賞を受賞したそうです。
全体に漂うフレッシュな感じはそのせいかなあ。

ジャンルは・・・・時代物(江戸時代) 怪談 ミステリー ですかね。

最初 短い怪談が伝承的に語られ続けているのを読んだときは
怖いものが苦手な自分としては 「これをずっと続けられたらきつい!」と思いました。

そして 少しずつ 話が収束していって(前述の怪談と無縁でもない)
後半ようやく 主人公?の浪人左門が出てきます。

筋としては 藩の要人暗殺に 幽霊話が絡む感じでしょうか。
タイトル通り「掘割で笑う女」幽霊が肝です!

シリーズとして続いているので 主人公たちが魅力的になっていくのでしょう。
怪談と酒が大好きで剣の腕が立つ左門が 剣の腕はそれなりなれど怖がりの甚十郎を怖がらせるのが面白い。

皆塵堂シリーズのほのぼの感はあまりない気がしますが その分怪談としては怖い。
そして 登場人物のほとんどが大酒のみ。
もしかして 作者もお酒が好きな方なんでしょうか。

続きを読もうと思ったら なんと第二巻だけない。
うーーーん。
なんでだろう・・・見た覚えがあるんだけれど。
もしかして 館内整理の際に捨てられちゃったのかしら・・・・^^;

三巻と四巻は借りたのですが 先に読むか 
ほかの図書館で借りて読んでから読むか 迷います。

いがぐりおは 怪談好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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