もうひとつのユービック「ユービック・スクリーンプレイ」
「ユービック・スクリーンプレイ」 浅倉久志訳 1985年
ハヤカワ文庫 2003年発行
1974に頃フランスの映画会社から映画化の話があり書いたものと解説にある
「ユービック」がディックの監修で映画化されていたら
と思うと実現しなかったのが残念だけれど
現在の様なSFX技術を持ってすれば
「ユービック」の視覚化も不可能ではないだろうが
当時、もし製作されていたとしたらとてもチープな作品になっていたのではないか
それはまたそれで偽者の偽物というような
面白いディック的な崩壊の様相が見れて良かったかもしれない
「フィリップ・K・ディックリポート」 早川書房編集部編 早川文庫 2002年発行
「不適応者」浅倉久志訳 未訳初出 1957年作品
映画「マイノリティ・リポート」公開にあわせて出版されたようだが
編集部の出版に至る経過や編集方針はまとめられていない
カバー後解説で「ディック・ガイドブックの決定版」とある
決定番かどうかはわからないが
長編と短編の主なものの解説と巻末には年表があり
解説も多士済々で、他社の重々しいディック本よりよりハンドブック的で
おまけに邦訳初出となる短編もついていて
やはり「決定版」かもしれません
「ユービック・スクリーンプレイ」 浅倉久志訳 1985年
ハヤカワ文庫 2003年発行
1974に頃フランスの映画会社から映画化の話があり書いたものと解説にある
「ユービック」がディックの監修で映画化されていたら
と思うと実現しなかったのが残念だけれど
現在の様なSFX技術を持ってすれば
「ユービック」の視覚化も不可能ではないだろうが
当時、もし製作されていたとしたらとてもチープな作品になっていたのではないか
それはまたそれで偽者の偽物というような
面白いディック的な崩壊の様相が見れて良かったかもしれない
「フィリップ・K・ディックリポート」 早川書房編集部編 早川文庫 2002年発行
「不適応者」浅倉久志訳 未訳初出 1957年作品
映画「マイノリティ・リポート」公開にあわせて出版されたようだが
編集部の出版に至る経過や編集方針はまとめられていない
カバー後解説で「ディック・ガイドブックの決定版」とある
決定番かどうかはわからないが
長編と短編の主なものの解説と巻末には年表があり
解説も多士済々で、他社の重々しいディック本よりよりハンドブック的で
おまけに邦訳初出となる短編もついていて
やはり「決定版」かもしれません
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