1987年のメジャーデビュー以来、メンバーチェンジを一度も行わず現在に至る。 その音楽性は鋭敏な感性によって様々に変遷を繰り返しながら、現在でも非常に精力的な活動を続けている。1988年『JUST ONE MORE KISS』がオーディオ機器(当時の所属レコード会社ビクターのCDラジカセ CDian。コピーは「重低音がバクチクする」)のCMタイアップに使われてヒットし、人気が出る。そうしたバブル期のヴィジュアルや音楽性は後続のアーティストにも影響を与えており、現在ではビジュアル系、殊にニュー・ウェイヴやゴスを源流に持つ耽美派の元祖の一つであるとも言われる。 初期の頃は、頭髪を真直ぐに立て、煌びやかな服を着たり、デビュー後1、2年で黒尽くめの服を着るなど後のビジュアル系を思わせる衣装が印象的であったが、現在はスーツの他、デニムとTシャツなどのカジュアルな服装でメディアに登場する事もあったり、その音楽性と同様、多種多様で各々の個性を活かしたビジュアルとなっている。 作曲は8-9割方今井が手がけ、1-2割程度を星野が担当する。作詞は歌い手である櫻井が殆どを手掛けているが(但し初期のアルバムの作詞は今井寿によるものの割合の方が多かった。)、アルバム1作品につき1、2曲程度今井が自身の曲に歌詞を付け、自身で歌うこともある。編曲は「BUCK-TICK」名義だが、基本的には作曲者が統率をとる。