■LDch■帯付■U.W.F.BEST BOUT'90/第二次UWF/船木/完結編 CLV/カラー/マルチオーディオ 長時間ディスク 3面 180min
U.W.F.(ユー・ダブリュー・エフ、Universal Wrestling Federation:ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)は、日本のプロレス団体の一つ。
格闘技路線のプロレスで人気を呼んだ。設立時期により第一次と第二次に分かれる。
当初は古代ギリシャのパンクラチオンの復興を目指して設立されたが、離合集散を繰り返し、第二次UWF崩壊以後は分派した団体間・個人間で誹謗・中傷が頻発した。これらUWFの思想から生まれた格闘技団体を総称してU系と呼ぶ。
1989年になると新日本を退団した鈴木実(現:鈴木みのる)、藤原喜明、船木誠勝が入団し、団体としての駒がそろったところで、同年11月には早くも東京ドームに進出し(大会名「U-COSMOS」)、チケット発売日だけで4万枚のセールスを記録、最終的に6万人を動員した。
第二次UWFはノーマン・スマイリー、マック・ローシュ、バート・ベイル、ジョニー・バレット、ウェリントン・ウィルキンスJr.、ディック・レオン・フライ等、常連外人選手もいるにはいたが、その厳しすぎる試合と外人招聘にかかる諸経費の問題からなかなか定着する新顔は現れず、また日本人選手が充実していたことで、殆どの試合は日本人対決で賄われていった。
その後も第2次UWFは順調に進むかと思われていたが、メガネスーパーのプロレス界参入辺りからフロントと選手間に不協和音が流れ始め、SWS所属選手をリングに上げるか上げないかで前田と神新二社長が対立すると、フロントが全選手を解雇する形で決着し、1990年12月の長野大会では船木誠勝の呼びかけにより欠場中の前田日明を含む全選手がリングに勢揃いし万歳三唱、選手の一致団結をアピールし新団体設立を印象付けたが、これをもって興行は停止した。
その後、選手主体による新団体(当時俗に「第3次UWF」とも称された)を設立する方向に動いたが、各選手の方向性の相違から決裂、翌1991年に新UWF藤原組、UWFインターナショナル、リングスの3団体に分裂した。 |