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【注目SP盤特集のお知らせ】2012年の締めくくりにbooks_channel_part5にて大量UP予定!!

2013年01月04日 11時31分28秒 | Books5ch-NEWS




現在、以下リンクにて、books_channel_part5は、
SP盤特集を実施させて頂きます。
ご興味の方は、是非ともDon't miss it!!
■ブックスチャンネルSP特集へのリンク■

SPレコードは、1948年頃にプラスチックを材料にmicro grooveで溝を刻んだレコード(long playing; LP)が登場して以降、それ以前の蓄音機用レコードをstandard playingと呼んで区別するようになり、これを略した呼び名。すなわち、エミール・ベルリナーが開発した円盤状の蓄音機用レコードの総称といってよく、初期の縦溝レコードや片面レコードなども含まれる。1950年代後半まで生産されその後はLPレコードに完全に移行した。SPレコードという呼称は日本ではよく通用する言い方だが、国際的には“78s”または“78rpm record”と呼ばれることの方が多い。

概要
大きさは、直径がほぼ12インチ(吋)のものとほぼ10インチのものが最も一般的である。LPレコードのように直径の規格が精密に守られているわけではなく、わずかながらばらつきがある。
12インチ盤の片面の最大収録時間はおよそ4分30秒で、テープ録音をもとにしたカッティング技術であるvariable-pitch groove(VG)が1950年頃に導入されて以降は、片面6分以上の収録も可能となった。国際的には“78s”または“78rpm record”呼ばれることが多いが、これは多くのSPレコードが78 rpmを標準の回転速度としているからである。しかし、SPレコードの回転速度は厳密には標準化されておらず80 rpmのものも多い。また、VG導入以前に、収録時間を伸ばす目的で回転速度を76 rpm以下まで落としている例も多く見られる。このため再生音を聞いて速度を調整する必要があり、これがSPレコードの規格上の大きな問題である。(LPレコードでは、RIAAにより例外なく33 1/3rpmに統一されている。)

SPレコードは、酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの微粉末をシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物を主原料としており、針圧が120g前後の鉄針のトレースに耐えられる硬度を持つ一方、非常にもろく落下や衝撃に大変弱い。天然有機物を原料に含むためカビの発生も防ぐことが難しい。また、レコードを製造する国や時期によって材質にばらつきがあり、再生音やスクラッチノイズ(surface noise)に大きな違いが見られる。

機械式吹き込み
SPレコード初期の頃は、集音器(ラッパ)の奥に取り付けられた振動板で直接針を振動させてレコード原盤にカッティングする,「機械式吹き込み」(アコースティック録音)で録音された。機械式吹込み(「旧吹き込み」とも呼ばれる)では、演奏者がラッパの近くに集合し、エンジニアの指示に従って演奏中にラッパとの距離を調整したり、大音量を発するシュトローヴァイオリンを使って演奏するなど、演奏者にとって不自由が多かった。
旧吹き込み時代の録音は電気録音以降に再録音されたケースが多い。しかし、旧吹き込み時代に亡くなった名演奏家や旧吹き込み時代に全盛を極めた演奏家の録音は、いまだにその輝きを失っていない。また、機械式吹き込み最後期の1924年ころはそれなりに技術が完成されており、最初期の電気録音よりも良い成果を挙げている例もある。旧吹き込みによるSPレコードはその録音原理が蓄音機の再生方式と共通しているため、電気再生よりも蓄音機での再生により豊かな再生音が得られる場合がある。

日本での生産
「コロムビアのすだれレーベル」の例日本でも戦時期を除けば良質なレコードが作られていた。しかし、日中戦争長期化後の日本プレス盤の材質の劣化は激しく、わけても1939年 - 1943年頃のSP盤は材料の悪さを反映したスクラッチノイズが強く、ぶつぶつとした突起状プレス斑(むら)も散見される。いわゆる「コロムビア(戦争後期にニッチクに改称)のすだれレーベル」の時期がこれに該当し,インクの質も悪くレーベルの印刷まで不鮮明である。しかし、この時代にのみ発売された流行歌のレコードなどは、いかに再生音が悪くても非常に貴重な日本の文化遺産として重要である。

なお、日本で発売されたSPレコードを体系的に蒐集・整理・保管し、いつでも検索・視聴可能にしようとするプロジェクトが政府主導により進められつつあり、その拠点は日本武道館に程近い場所にある昭和館である。

ご興味の方は是非ともご参加頂けましたら幸いです。

楽しいひと時のお手伝いが出来れば幸いでございます。

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