[Books1Ch_Webmaster]@ご覧の皆様への手紙
本日も1chに選りすぐった 山本七平特集を始め、 豪華教養の専門書・芸術本の数々を 出品させて頂きました。 ご覧の皆様の想像力を∞[無限大]に 広げるお手伝いが出来れば、 こんなに嬉しく有り難いコトは他にありません。
読書は人格を形成致します。 多くのpageの数々にはひょっとすると、 皆さんの未来が隠されているかもしれません。 books1chの本の数々から皆様の未来を 見つけて下さいね。…
今日のお薦めは勿論…
山本七平特集です。
[ChangeとChanceは一文字違い!!installするための読書!!] (出品者: books_channel) |
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山本 七平 (やまもと しちへい、1921年12月18日 - 1991年12月10日) は、山本書店店主。評論家。
思想 日本社会・日本文化・日本人の行動様式を「空気」「実体語・空体語」といった概念を用いて分析した。その独自の業績を総称して「山本学」と呼ばれる。
山本は、『現人神の創作者たち』のあとがきで、「もの心がついて以来、内心においても、また外面的にも、常に『現人神』を意識し、これと対決せざるを得なかった」と語っている。山本は、クリスチャンであるだけでなく、父親の親族に大逆事件で処刑された大石誠之助をもっていた。これらのことが、山本の日本社会・日本文化・日本人に対する思考の原点であるといえよう。
その山本が、最も力を入れて執筆した作品が、『現人神の創作者たち』と『洪思翊中将の処刑』である。前者は、「そんなに打ち込んでは命がもたないよ」と言われながら執筆されたものであり、後者は、「一番書きたいものを書いてくれ」と請われて執筆したものであった。
『現人神の創作者たち』は、題名の通り、いかにして尊皇思想が生まれたかを探求した作品である。山本は、日本に亡命してきた明の儒学者朱舜水を起点とし、山崎闇斎、浅見絅斎、安積澹泊、栗山潜峰、三宅観瀾らの議論を追いながら、どのように尊皇思想が形成されていく様子を描いた。そして、その尊皇思想が、社会全体にどのような影響を与えたかを、元禄赤穂事件をめぐる当時の言論状況をたどることであきらかにしたのであった。山本は、尊皇思想の影響は今もなお残っているのだと語っている。
『洪思翊中将の処刑』は、朝鮮人でありながら、帝国陸軍で中将まで昇進した洪中将を扱った作品である。洪は、中将に昇進したことからもわかるように、帝国陸軍の優秀な軍人である一方で、抗日運動家と秘密裡に関係を持ち、その家族を支援するなど(自身が抗日運動に参加することは拒んでいる)、きわめて複雑な生き方を強いられた人物であった。山本の洪に対する執着の理由のひとつは、そこにあったと思われる。洪は、太平洋戦争後、戦犯として処刑されるが、軍事法廷において一言も発することはなかった。山本は、この作品で、その沈黙の意味をあきらかにしようとしたのであった。
どうぞ、本日もbooks_1chを 万感の思いを込め何卒よろしくお願い致します。m(__)m
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