どんなものにも、どんなことにも、
必ず始まりがあって終わりがある。
それを頭の中では分かっていても、
終わりがくればやはり寂しさは
募ってくるものだと思います。
ラファエル・ナダル選手が来年を機に
引退するとのニュースに触れ、
そんな気持ちになりました。
全豪で痛めた怪我の回復が遅れていて
今年のフレンチオープンをはじめ
全英、全米を欠場し11月のデビスカップからの
復帰を目指すらしいですね。
2005年5月、フレンチに初出場、
そのまま初優勝を果たしたのは19歳と2日でのこと。
’05、’06、’07、’08、’10、’11、’12、’13、’14、
’17、’18、’19、’20、’22。
フレンチだけでも14度タイトルを取っています。
まるでプリンタヘッドのようなフットワーク、
筋肉剥き出しの腕から繰り出される
ボールが悲鳴をあげそうなトップスピン、
闘志みなぎる風貌、サッカー選手のような体型。
ある意味テニスという競技のイメージの幅を
大きく広げた選手であることは間違いないと思います。
その赤土の王者のいない今年のフレンチは
やっぱりどことなく寂しい。
今回の長期離脱は2024年という
ナダルにとってツアー生活最後の年を
納得できるパフォーマンスで飾るためのものらしい。
それならそれで来年のナダルのプレーを
楽しみに待つことができる。
今年のフレンチの舞台ではどんな選手が
どんなプレーを見せてくれるのか。
そしてどの選手が来年のナダルと対戦するのか。
今年の全仏は来年の全仏の前哨戦。
そう思いながら全仏を楽しもうと思っています。
※以下ウィキペディアより
●これまで一度も試合中に怒ってラケットを破壊したことはない。
家族がそれを許さないし、もしラケット破壊をしたら
それは自分の感情をコントロールできていないことを意味する。
●試合中の不安が重要である。
不安を感じないのであればそれは傲慢を意味する、
テニスはいつ何が起こるか分からないスポーツであり、
不安を感じることによって注意を保つことができる。
https://www.youtube.com/watch?v=ML7hPCbUtrM
※写真はネットから借りました。