テニスと読書とデッサンと!

幸せな時間。




自分の時間を誰かのために使う

その誰かはそのことに気づいていない

もしそうだとしてもまったくかまわない

私はそうしたいからそうするだけ

自分の時間を自分のためだけに使うなんて

退屈だしもったいないことだと思う

いつもじゃないけどたまには私だって

そんなふうに時間を過ごす

それはとても幸せなことだと思う


「ねぇ、ボクまだお腹空いているんすよ〜。

このままじゃとても眠れないっす。

もう一切れだけ、ね?もう一切れだけ

いただきましたら素直に寝ますから」

「キミの主食はドッグフードだよね?

それを食べないでササミ肉ばっかり

おねだりしてもダメです!

だいいちいま歯を磨いたばかりでしょ」

「そんな冷たいことおっしゃらずに。

お願げ〜ですよ。あっ!そんな殺生な。

蓋を閉めたら食べれないじゃないっすか」

「キミは犬なのによくしゃべるね。

ダメと言ったらダメです!

さあ、今夜こそ聞き分けのいい犬になって

おとなしくベッドに行ってください」

「やっぱりダメでしょうか」

「ダメです!」


それからフレディはしばらくなにかを

考えているような沈黙の時間が流れ

私の腿にそっと右前足を乗せてきました

仕方がないなぁ、もう一回歯磨きするよ

私はそう言いながらササミ肉の入った

タッパーの蓋を開けたのです

これをほぼ毎晩繰り返しているんですから

私もフレディもよく飽きないなと思います



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