毎年金メダルをもらっていたこの大会でしたが、4年目にしてとぎれてしまいました。
今回は賞状が一枚。
栄光をたたえていただいたので、素直に喜びます。
12時から始まった走り幅跳びは、6メートル99センチを跳ぶ青山学院大学生を筆頭に、
遙か先をいく大学生が3人。
そして、個人で陸上競技協会に登録して参戦した高校生が一人。
参加人数が少ないので、全員が決勝進出、つまり6回跳ばねばなりません。
嬉しいようなつらいような。体が持つかなというのが一番の不安です。
でも調子の悪い今、一本でも多く跳んで技術を思い出すのが大切です。
3本目までは踏み切り板にとまどっていましたが、4本目には思い切って
下にけり出すことを意識してすこし「板」に対する恐怖が薄れ、
5本目には踏み切り足を蹴ると同時に引き上げ足を大きく前に降り出す動作を意識。
すると着地までの流れがうまくできました。
6本目になると明らかに助走のスピードが落ちらのですが、それでも踏み切り後の動作は
崩さずにできたので、なんとか5m25㎝を確保。先日の金沢混成を19㎝上回りました。
45分で終わった走り幅跳び。
壮年100mは30分後にコール、1時間後にスタートです。
いつも渋谷の大会で一緒に戦い、織田の練習会でも顔を合わせるH吉さんとご挨拶、
そのほか渋谷ジュニアランナーズでしばしばお世話になっているI上さんともエールを交換し、
スタートリストに出ていた、mizuteさんを探します。この方、マスターズの鉄人として有名な人で、
私より7つ上ながら、短距離のタイムではほとんど変わらないことを、下のクラスの私の方は
よく知っていました。
少したってコールにきたmizuteさんにこちらからご挨拶、少し驚かれたようですが、
そこはマスターズ仲間、共通の知り合いの話などをして、明るく今日の健闘を誓い合いました。
そして・・・レースは私の好ダッシュで50m間ではリードしたものの、
最後までスピードの落ちない鉄人にたいして、私はもう足が動かなくなり大失速。
0秒13の差は、背中が手を伸ばしても届かない距離まで離されてのゴールとなりました。
結果は満足ではありませんが、1シーズンを戦い終わった充実感は、私の内面の勝手です。
悔しさよりもほっとした感じの方が上回りました。
100mの賞状をいただくと、駒沢公園の広場で開催されていた「東京ラーメンショー2011」についふらふらと出かけます。
北海道から九州まで28店が、11月2日~6日の開催期間に腕を競います。
旭川梅光軒、東京けいすけ、富山ブラックいろは、徳島岩田家など、最近ラーメン探求を怠っている私でも知っている店が
並ぶほか、有名店コラボ博多一風堂&蒙古タンメン中本なんてのもありました。
共通チケットを買って、好みの店のブースに並ぶという方式で、
梅光軒を食べたい彼女の希望を叶えようと、まずはチケットを買いに・・・・
無理。列はぐるぐる回って、300mは続いています。
先ほどブースの前に50人は並んでいるかな、と見えたのが可愛く思えるくらいです。
腹は減っても、これだけの行列を待つのはあきらめて、
小腹ふさぎにケーキでも食べようと駒沢公園駅に向かいます。
入ったのは、TSUNAMIというハワイアンイメージのカフェ。
ここでプリンパフェとバナナケーキをいただきました。
甘さたっぷりボリューミー、疲れた体に染みいります。
気力も回復です。
明るいハワイアンイメージガールの微笑みをいただいて、
代々木公園へ地下鉄で戻ります。
目指すはお風呂屋さん。くわー、足を伸ばして疲れと汗を流します。
さらにその後はマッサージを1時間。
気持ちよすぎてぐっすり眠っていたら、彼女から携帯に電話が・・・
予約してくれていたイタリアン・カーサベッキオにもう行かなければなりません。
代々木上原にあるこの隠れ家イタリアンまでは代々木公園から徒歩15分。
マッサージ屋さんを飛び出して、待っていてくれた彼女と合流して、
17時45分のすでに暗くなった道を、歩き始めたのでした。
カーサベッキオでの食事は18時10分から。そして店を出たのは20時30分。
お酒を飲まないのにゆっくりゆっくり皿を楽しませてくれるのがこの店のよいところ。
丹念に作ってくれるのです。
素材が豊富なのです。
メニューを選ぶのがこの上なく悩ましくも楽しいお店というのがお気に入りの理由。
今日は
・前菜盛り合わせ(ヒラメのエスカベッシュ、ウサギの和え物、ゆで細巻海老、
サルティンボッカ生ハム、インゲン豆のマリネ)
・パスタ(私は鯖とカブラのスパゲッティー、彼女はボルチーニのタリアッティ)
・ポルチーニのリゾット
・メイン(私は広島幻霜豚ロースト、彼女は和牛サーロインのロースト)
・ドルチェ(クレアーノという柔らかカスタードカカオソースのグラス盛りが私、
彼女はゴルゴンゾーラのアイスクリーム)
満足満足。藤原竜也のようなきれいな顔をしたスタッフさんに暖かくサービスしてもらいました。
今日は、競技会でたくさんの選手、審判、運営委員の皆さんと声を掛け合い
カフェでハワイアンガールに極上の微笑みを見せてもらい、
マッサージのトレーナーと体調整談義をして、
彼女とてんこ盛りの四方山話をしてと、
私としてはこのうえない回数、口を動かした一日として記念すべき日にもなりました。
みなさんどうもありがとうございます。
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