日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

水曜は織田フィールド

2008-09-17 23:55:31 | マスターズ陸上(オス)
代々木公園周辺の住民になって、一番よかったのは
歩いてすぐに緑広がる公園と親しめること。
次が、織田フィールドに毎週来れることでしょうか。
水曜日が一般開放と決まっており、朝9時~夜9時まで自由に入れます。

第一の利によって、いつでもジョギングができる。
第二の利によって、100m走をスパイク履いて走れる。
いいでしょ、うらやましいでしょ、と本気で思うのは
やはり少しでも学生時代に陸上選手でいたからでしょう。

実は、全力で走るのは簡単ではありません。
体力というより、環境の問題です。
例えば、平らに見える代々木公園の芝生広場でダッシュします。
とどうなるか。
まずは、芝生と土に足裏の力は吸い込まれ、ちっとも跳ね返りません。
それを我慢して腿の上下を続けますが、そのときは常に地面をみなければ
なりません。
何故か。
素早く足を前へ運ぶためには、神経を自動反射に近い状態にするのが
早道です。でも、芝生広場は、平らに見えてもわずかな凹凸が
必ずあります。
着地をした瞬間に引き上げる足、これが自動インプットされていたとすれば、
窪地では足が地面に届かぬうちに引き戻すことになり、
凸地では、足を振り下ろしている途中で地面にぶつかります。
走ると言うことは、地面からの反力を最大限推進エネルギーに
変換し続ける肉体作業ということです。
足を正確に接地できなければ、最高の反力は望めず、
かつリズムが狂ったとたんに、自動インプットされた神経回路が
手動状態に変わる。
つまり常に地面を見て、接地までの時間を計算し、
タイミングを一回一回変えなければなりません。
手間がかかれば、時間もかかる。
結果、ゴールに着くのも遅れる訳です。


長い説明になりましたが、
このような理由で、まっすぐ平らで、
均等な反発力をくれる、オールウェザートラックは、
短距離志望者にとって、最高の舞台になるのです。

・・・・・・・・
(今日の練習)
①8コースを2週JOG。ただし、ポンピュン足運び。
②ストレッチを呼気に気遣いながら全身
③流し120M×3本 ピッチ走とストライド走の切り替えをしながら
④全力 200M+100M 中盤の疾走時に力みを抜けるように注意
⑤走り幅跳びの踏み切りを意識したバウンディング。3歩+5歩リズム
 それぞれ3本  両腕の引き上げで、上方ベクトルがアップ
・・・・・・・・・・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地面 (naom)
2008-09-18 12:48:30
ちゃんとした地面が必要だったとは知りませんでした。
思えば私は生涯で一度もそのような環境で走ったことがない・・
そんなところで走れば意外とはやいかも
50m9秒台がきれるかも
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宙に浮きます (ふさおまき(おす))
2008-09-18 22:31:56
ええ、ふわっと柔らかいラバートラックを
真っ直ぐ走ると、宙に浮く気分が味わえます。
中学3年で初めて長居競技場を走ったときは
夢見心地でしたから。
うちの近くの織田フィールドは、
土曜日もほとんど一般開放。
内緒かもしれませんが、お姉様もしばしば
このグランドで走っていますよ。
上京されたら、是非一緒に走りましょう!

台風が種子島から東へ向かったとニュースで見ました。
明日は大荒れかもしれませんので、外出など
お気をつけください。


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