この指と~まれ!

みんなで元気良く遊びましょ

会社を辞める理由・・

2015-06-06 21:32:36 | 今日はこれ!
え・・
高校を卒業し
建設業に携わる為に
専門学校へ行き
二年間勉強しました
卒業後地元のゼネコンへ入社に大きなマンション、学校など
いくつもの現場で監督をしてきましたが
23歳の夏に、じっと見ている(監督)仕事は嫌だ!となり
汗をかき、一生懸命頑張る職人になろう!と思い
『大工』と言う道を選びました
70歳を過ぎる大棟梁の下でびっちり仕込まれ
3年目頃から「おい!土台の墨を付けてみろ!」と言われ
そこから家一軒建てるまで出来るようになり
世間では『若い親方やな~』と言われ
お客さんにほめていただく事もありました
実際は、年功序列のこの社会!
親方といわれても年の順で一番下っ端・・
常に下座が僕の指定席でした
そんな下っ端の大工の端くれでも
家を作る、お客さんの喜ぶ顔を思い浮かべて仕事に励んでいたしだいでしたが
平成13年ごろから仕事が激減し、仕事仲間も減っていき
追い討ちをかけるように親方の引退・・これは、非常に悲しかった・・
それでも、頑張って営業し
どんな小さな仕事でも頑張ってやってきましたが
さすがに
もう限界です・・
何も、やめる事は無いんじゃないの?と思われるでしょうが
実は・・
何年か前の話なんですが
「仕事が無いから仕事『ひろてこい』」「年よりは金もっとらへん、若い客捕まえてこい!」などなど
この言葉を社長の口から聴いた時、何か変わる物を感じました
それからたびたび衝突する事となり
昨年末は、言い合いの末に「社長やったら仕事のひとつでも取って来いや!」と
社長に言ってしまいました
これはちょっと言い過ぎたかな~と思いましたが
僕に対してパワハラ等をしてくる社長にはこれくらいが妥当かと思い言ってしまったわけです・・
が・・
この言葉が引き金となり本業の大工工事(工務店の)は何一つ探してはきません(現在も)
頑張っているのは役所関係の仕事や鉄骨の仕事・・うちは工務店で大工がメインなんだけど・・ってね
仕方がないので僕は自分の仕事を探しに毎日営業し大工工事を探してはこなしてきました
もちろん大工工事では無いような雑用の仕事も引き受けました・・溜まった洗濯物をコインランドリーに行って来てとか・・
来る者を拒まずです
けれども、会社は全くもって評価も無ければ当たり前の様に思っています
しかも、「銀行に残高が無いから早く契約して、前受け金を50%もらってきて!」って
まぁ~僕の会社じゃないから好きにすれば~って感じですが
正直あきれてしまします
おまけに、「この請求はどれぐらいの金額で・・」と聞くとめっちゃ高い金額を表示し
「この金額になるやろ~これで請求書書いといて」って・・正直二度と頼まないよ~って金額でした

まぁ~なんやかんやと思いもありましたが
仕事をしていく上で
「同じ旗、同じ思いの下に集まって仕事をするのが『会社』だと」僕は思っています
が・・
今のわが社は違います
ガラクタ屋に占領され
会社の知名度よりガラクタ屋の知名度の方が上です
そんなガラクタ屋に支配されたような会社は僕の求めている会社ではありません
うちの会社の本業は大工、建築なんです
そんな事も忘れてしまった会社に留まる思いはありません
ガラクタ屋の事務員にガラクタ屋の社長
わが社は悲しいかなガラクタ屋です!

確かに、建築と言う仕事は非常に面白い仕事です
何も無い所に家を建てる、部屋を作る、人の思いを形にする
やりがいのある仕事だと思っています
建設業に携わり
大工の端くれとなりながらでも頑張って来ましたが
今年いっぱいでやめようと思います
会社を辞めても大工の知識はしっかりと持っているつもりなんで
「ちょっと手伝ってもらえないかな~」ってなると
応援に行くかな~・・
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