タイ語の系統は諸説あって,ベトナム語やカンボジア語(オーストロアジア語)と同系とする説があり,また中国語などのシナ・チベット語族と同系とする説もありますが,よくわからないようです。
そして,インドのパーリ語,サンスクリット語から大量の借用語があり,主に抽象的な語彙に多い。その点,日本語(や韓国語)における漢字語と類似しています。
たとえば,道について,日本語には「みち」という大和言葉と,「道路」という漢字語があるように,タイ語にも「ターン」という固有語と,「タノン」というパーリ・サンスクリット起源の言葉があります。サンスクリットは印欧語族ですから,英語などともつながっているわけですね。
パーリ・サンスクリット起源の言葉は,スペルが独特なので,慣れてくると見分けられます。固有語では使われない子音文字が使われ,黙字(読まない文字)も多いので,覚えるのが大変です。
曜日の名前は,日本語は「月火水木金土日」で表しますが,これは明治時代からの習慣のようです。タイ語も惑星の名前で表すところは同じ。スペルから類推するにパーリ・サンスクリット起源と思われます。
そして「月」の名前も,番号じゃなくて,それぞれ固有の名前があり,そのそれぞれが長ったらしい。語源は「星座名」なので,英語やフランス語と同じだけれども,パーリ・サンスクリットだから英語からの類推がまったくきかない。
1月 マカラーコム
2月 クンパーパン
3月 ミーナーコム
4月 メーサーヨン
5月 プルッサパーコム
6月 ミトゥナーヨン
7月 カラッカダーコム
8月 シンハーコム
9月 カンヤーヨン
10月 トゥラーコム
11月 プルッサチカーヨン
12月 タンワーコム
後ろにつく「コム」は大の月を,「ヨン」は小の月を表します。
そしてこれら月の名前の綴りが恐ろしく難しい。曜日と月を表す単語の発音と綴りを覚えるためには,毎日一生懸命練習して,少なくとも一週間はかかります。私の場合,歩きながら絶えず復唱して覚えました(が,綴りはまだマスターしていません)。
これに比べると,韓国語は曜日も月も,日本語の漢字を韓国式に読めばいいだけなので,楽なものです。
そして,インドのパーリ語,サンスクリット語から大量の借用語があり,主に抽象的な語彙に多い。その点,日本語(や韓国語)における漢字語と類似しています。
たとえば,道について,日本語には「みち」という大和言葉と,「道路」という漢字語があるように,タイ語にも「ターン」という固有語と,「タノン」というパーリ・サンスクリット起源の言葉があります。サンスクリットは印欧語族ですから,英語などともつながっているわけですね。
パーリ・サンスクリット起源の言葉は,スペルが独特なので,慣れてくると見分けられます。固有語では使われない子音文字が使われ,黙字(読まない文字)も多いので,覚えるのが大変です。
曜日の名前は,日本語は「月火水木金土日」で表しますが,これは明治時代からの習慣のようです。タイ語も惑星の名前で表すところは同じ。スペルから類推するにパーリ・サンスクリット起源と思われます。
そして「月」の名前も,番号じゃなくて,それぞれ固有の名前があり,そのそれぞれが長ったらしい。語源は「星座名」なので,英語やフランス語と同じだけれども,パーリ・サンスクリットだから英語からの類推がまったくきかない。
1月 マカラーコム
2月 クンパーパン
3月 ミーナーコム
4月 メーサーヨン
5月 プルッサパーコム
6月 ミトゥナーヨン
7月 カラッカダーコム
8月 シンハーコム
9月 カンヤーヨン
10月 トゥラーコム
11月 プルッサチカーヨン
12月 タンワーコム
後ろにつく「コム」は大の月を,「ヨン」は小の月を表します。
そしてこれら月の名前の綴りが恐ろしく難しい。曜日と月を表す単語の発音と綴りを覚えるためには,毎日一生懸命練習して,少なくとも一週間はかかります。私の場合,歩きながら絶えず復唱して覚えました(が,綴りはまだマスターしていません)。
これに比べると,韓国語は曜日も月も,日本語の漢字を韓国式に読めばいいだけなので,楽なものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます