「新世界に行こか?」
シンセゲなら知っているがシンセカイと言われても…。再び環状線で(今度は乗り間違えないよう注意して)天王寺で降ります。
新世界につながる道は,やはり活気がない。にぎやかな呼び込みの声が聞こえ始めたのは通天閣のそばに来てからです。串焼きとどて焼きの看板が目立ちます。いちばん混んでいる店を選んで入り,軽く一杯。
「大阪人は,混みかたで味を判断するんだ。サクラを入れる場合もあるよ」
串カツの店にはあまり行かないので「二度づけ禁止」の意味がよくわからなかった。食い欠いたものをソース缶(?)に入れてはいけないということのようです。
実は最寄りの駅は,天王寺じゃなくて「動物園前」。天王寺動物園は,ちょうど東京の上野動物園のような存在だそうです。
「ちょっと遅いけど,兎我野町をのぞいてみましょうか。」
11時近くなので,ホテルに泊まる私はいいですが,連れのほうは終電の時間が気になる。少し前に,このブログのコメンテーターのスントゥブさんから教えてもらったタイバーを覗きます。客は1人で,少し歳を食ったアガシが二人。「飲み放題」で定額料金だというけれど1時間じゃ意味がない。交渉の結果,千円値切ることに成功しました。
「そういえば,今日のホテル,ツインですよ」
「ホント? じゃいざというときは泊めてもらおうかな」
この短いやりとりによって,この日は「長い夜」になることが確定しました。
ママを含め3人のタイアガシと談笑していると,入り口のドアが開いて,タイ人の行商アジュンマが店のドアを開ける。このあたりのタイ料理屋,タイバーを回って,タイの食材を売っているとのこと。
どんなものを売っているか興味があった私は,タイママといっしょにちょっと見に行くことに。建物のそばに,1ボックスワゴンが止まっていて,運転手を兼ねた売人が後ろの扉を開けてくれる。「カナー」というタイ野菜,レモングラス,パクチー,フクロダケ…。グリーンカレーによく入っているタイナスもありました。目を引いたのがジャガイモ状の果物。
「これはロンコーン?」
「あら,よく知ってるわね」
「いや,これはラムヤイ(ロンガン)だ」
タイ人お兄さんがと流暢な日本語で訂正します。
「タカテーンはあるの?」
「ミー(ある)」
なんと,バンコクの屋台で食べたバッタ(イナゴ?)もありました。結局,ラムライとタカテーンを買って店に戻ります。そして,ママに調理してもらう。タカテーンは二度揚げになって,カラカラで風味がないけれど,酒のつまみにイケます。
大量なので,居合わせた別のテーブルのお客さんにもおすそ分け。そのお返しにカニのソムタムが回って来ましたが,これが辛いの辛くないの。不思議と舌は焼けるように辛いのに,汗は出ません。
すでに終電の時刻は過ぎ,1時近い。
(あれっ,1時間のはずじゃなかったの?)
ママが不審な目でこちらを見ます。ちょうど,団体さんがどやどやと入ってきたこともあって,テーブルに余裕がなくなる。
「またいらしてね」
こっちが帰るとも言っていないのに,別れのあいさつをされてしまったので,しかたなく席を立つことにしました。
さらにホテルの部屋で缶ビールを飲むこと2時間。結局,眠りについたのには明け方3時半でした。次の日(土曜日)の午前中の会議が辛かったこと。
シンセゲなら知っているがシンセカイと言われても…。再び環状線で(今度は乗り間違えないよう注意して)天王寺で降ります。
新世界につながる道は,やはり活気がない。にぎやかな呼び込みの声が聞こえ始めたのは通天閣のそばに来てからです。串焼きとどて焼きの看板が目立ちます。いちばん混んでいる店を選んで入り,軽く一杯。
「大阪人は,混みかたで味を判断するんだ。サクラを入れる場合もあるよ」
串カツの店にはあまり行かないので「二度づけ禁止」の意味がよくわからなかった。食い欠いたものをソース缶(?)に入れてはいけないということのようです。
実は最寄りの駅は,天王寺じゃなくて「動物園前」。天王寺動物園は,ちょうど東京の上野動物園のような存在だそうです。
「ちょっと遅いけど,兎我野町をのぞいてみましょうか。」
11時近くなので,ホテルに泊まる私はいいですが,連れのほうは終電の時間が気になる。少し前に,このブログのコメンテーターのスントゥブさんから教えてもらったタイバーを覗きます。客は1人で,少し歳を食ったアガシが二人。「飲み放題」で定額料金だというけれど1時間じゃ意味がない。交渉の結果,千円値切ることに成功しました。
「そういえば,今日のホテル,ツインですよ」
「ホント? じゃいざというときは泊めてもらおうかな」
この短いやりとりによって,この日は「長い夜」になることが確定しました。
ママを含め3人のタイアガシと談笑していると,入り口のドアが開いて,タイ人の行商アジュンマが店のドアを開ける。このあたりのタイ料理屋,タイバーを回って,タイの食材を売っているとのこと。
どんなものを売っているか興味があった私は,タイママといっしょにちょっと見に行くことに。建物のそばに,1ボックスワゴンが止まっていて,運転手を兼ねた売人が後ろの扉を開けてくれる。「カナー」というタイ野菜,レモングラス,パクチー,フクロダケ…。グリーンカレーによく入っているタイナスもありました。目を引いたのがジャガイモ状の果物。
「これはロンコーン?」
「あら,よく知ってるわね」
「いや,これはラムヤイ(ロンガン)だ」
タイ人お兄さんがと流暢な日本語で訂正します。
「タカテーンはあるの?」
「ミー(ある)」
なんと,バンコクの屋台で食べたバッタ(イナゴ?)もありました。結局,ラムライとタカテーンを買って店に戻ります。そして,ママに調理してもらう。タカテーンは二度揚げになって,カラカラで風味がないけれど,酒のつまみにイケます。
大量なので,居合わせた別のテーブルのお客さんにもおすそ分け。そのお返しにカニのソムタムが回って来ましたが,これが辛いの辛くないの。不思議と舌は焼けるように辛いのに,汗は出ません。
すでに終電の時刻は過ぎ,1時近い。
(あれっ,1時間のはずじゃなかったの?)
ママが不審な目でこちらを見ます。ちょうど,団体さんがどやどやと入ってきたこともあって,テーブルに余裕がなくなる。
「またいらしてね」
こっちが帰るとも言っていないのに,別れのあいさつをされてしまったので,しかたなく席を立つことにしました。
さらにホテルの部屋で缶ビールを飲むこと2時間。結局,眠りについたのには明け方3時半でした。次の日(土曜日)の午前中の会議が辛かったこと。
でも、貴重な経験でしたね。
私はまだ珍しいものにはありつけておりません。
あとは「ハチノコ」とか・・この辺は珍しくもないかな~
中学の頃、お弁当のおかずにイナゴの佃煮を
入れてきた子がいてクラスが騒然となり
軽くイジメっぽくなってたのを思い出しました。
質問なんですが・・
プロフィールに載ってる画像の犬クンは
なんていう犬種なんでしょうか?
記事になってたらすみません。
シュッっとしてカッコいいですね~
タイとモンゴルという取り合わせが妙です。
ご質問の犬種は,ウィペット。サイトハウンドに分類され,ウサギ猟の猟犬だそうです。
http://blog.goo.ne.jp/bosintang/e/568e58be7dd06f338d274e71776f9a61