韓国性売買事情番外編～韓国売春女性の日本進出

　韓国の性売買に関連し，ある読者に教えていただいた記事（→リンク）を翻訳，紹介します。

　２００６年３月２１日，ＭＢＣの「ＰＤ手帳」で放映された内容です。

　ＭＢＣの「ＰＤ手帳」といえば，昨年の黄禹錫(ファン・ウソク)教授による胚性幹細胞研究論文のデータ捏造事件スクープで，一躍名を馳せた番組です。ややセンセーショナルな報道手法ですが，これは韓国のテレビ番組に共通するもの。この記事でも，数字や内容がちょっと大げさではないかと思われる部分もありますが，そのあたりは差し引いてお読みください。

２００６年３月２２日テレビレポート

日本で性売買，韓国女性は「二度死ぬ」

　日本における韓国女性の性売買の実態が２１日ＭＢＣ「ＰＤ手帳」で公開され，衝撃を与えている。

　放送によれば，最近，日本では韓国女性を雇う性売買の店が増えている。特に東京の鴬谷地域は，韓国の私娼街をそのまま持ち込んだような店が３００あまりにもなると放送は伝えている。韓国人が経営するこれらの店にいる女性は，韓国女性だけで数千名に達するという。

　問題は，これらの女性たちが非衛生的な環境に置かれているだけでなく, 深刻な人権蹂躙状況に直面しているという点だ。特にコンドームを使わず，エイズなどの性病に無防備なままさらされている。

　日本の性売買の店から脱出してきたある女性は，「鴬谷にいる女の子たちはコンドームなどほとんど使わない」と語った。現地のタクシー運転手は「鴬谷は「ナマ」と「ナカダシ」が有名だ」と言うが，「ナマ」はコンドームを使わないこと，「ナカダシ」は膣内射精のことだ」と打ち明けた。

　日本人男性の間で人気高いというこのような性売買方法は，主に韓国の店で行われていると放送は伝えた。もし女性たちが拒否すれば，経営者に罰金を払わなければならないそうだ。そのため，女性たちの健康状態は深刻なほど脅されている。

　韓国人の性売買女性を検診した現地の産婦人科医師は，診察記録カードを示しながら，「こんなに恐い病気を持っているとは知らなかった」と語った。その女性は，四種類の性病検査項目で陽性反応を見せたという。医師は「彼女たちが韓国に帰れば韓国人たちにうつすかもしれない。今のところ，手の打ちようがない」と語った。

　女性たちに対する人権蹂躙の実態は，さらに深刻だった。性売買女性の多くは，一日に１０人以上の相手をしているが，だからといって彼女たちに手に渡るお金はなかった。借金を口実に，すべての収入をまきあげているそうだ。また仲間から出入りを統制され，ひどい監視を受けていた。

　借金のために韓国のある性売買業店に連れて行かれ，日本にまで来てから脱出したある女性は，「私は動物でなければ機械だった」と絶望的な瞬間を思い浮かべた。彼女は故国に帰り両親に会いたかったが，韓国にある性売買組職からの報復が恐くて，不法滞在者として日本にとどまっていた。

　制作陣は，日本に広がる韓国性売買の店を根絶するためには，経営者とブローカーに対する厳しい処罰が必要だと主張している。性売買特別法以後，経営者への債務弁済が可能になったと言うが，それは見せかけに過ぎないそうだ。また性売買斡旋容疑で処罰されても，ほとんどが執行猶予で釈放されるそうだ。結局，事業主たちは，債務と暴力という手段で，韓国内のみならず日本においてまで，女性たちを拘束していたのだ。

　一方，放送後，ネチズンたちは「人間によってこのような残忍なことがほしいままに行われていることについて，自己恥辱を感じる」(virtuosoj), 「経営者に対する厳しい取り締まりが必要だ」(skipios)と憤激した。同時に，この番組の掲示板には「一部の先進国のように，むしろ性売買を合法化すべき」という主張もあり，論議を呼んでいる。

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