房総の山仲間の前回の山行時に「金峰山に登りたい」の声が出て老生以外の5名はまだ登っていないとの事で即決でした。小生は過去の記録を調べてみると1回目は1979年7月の梅雨明けだったはずの雁峠~甲武信ケ岳~金峰山~瑞牆山は雨の中の縦走となった、2回目は2002年9月葡萄マラソンの前日に金峰山に登っていました。この時の印象に残っているのは吉ちゃんがワインを車の中に忘れてきて酒豪?の副島さんが珍しく怒ったものです。タイムは大弛峠から金峰山往路は2時間45分、復路は2時間ジャストとみんな若かったのだ。
・期日:2003年10月31日~11月1日
・メンバー:山田、小川、伊藤、森内、高橋、藤原
10月31日:木更津南IC6:00=談合坂SA(朝食)=勝沼IC8:10=9:45大弛峠(2360m)10:00…朝日岳(2579m)10:40…金峰山(2599m)13:45/14:05…朝日山15:30…大弛峠17:15=三富・一之橋旅館18:30
行動時間:7時間15分(昼食時間25分を含む)
11月1日:一之橋旅館8:30=乾徳山登山口=道の駅/みとみ…西沢渓谷散策(ネトリ橋往復)…道の駅=マンズワイン(試飲)=七福(ほうとう昼食)=ドメーヌ・ジンワイナリー(試飲)=勝沼IC15:00=木更津南IC17:00
勝沼ICから大弛峠に向かう道路は時々思い出した箇所が現れたり、金峰山に富士山も眺められたりして高度が上がるごとに紅葉も見られてきて山に来たな~と高揚感が増してきますが、ドライバーの小川さんは右に左にハンドルさばきが大変です。大弛峠の駐車場はほぼ満杯で風は強く肌寒むく初冬の気配です。毛糸帽子に薄いダウンを羽織ります。 金峰山望みながら大弛峠へさー出発です
計画通り10:00の大弛峠を出発、シラビソの樹林帯をアップダウンを繰り返して登山道には雪も残ったりしています。朝日岳に着くと五丈岩がまだまだ先に望め、北側の展望が拓けると小川山の岩峰に川上村の山肌のカラマツ林の紅葉が飛び込んできます。早朝に発ったのであろう下山者とすれ違い、我々より遅く出発した人はいないのでしょう、抜かれることはありません。
雪が降ったのでしょう五丈岩遠望
昼食は眺望を楽しみながら金峰山の予定でしたがガス欠になりそうなので樹林帯の中で摂ります。
樹林帯を抜けて 岩戸を潜ると 五丈岩が 山頂で
樹林帯を抜けるとゴロゴロの岩を縫って進むと岩の門戸を抜けると五丈岩が飛び込んできました。ヤッターと叫び声が飛び出し記念写真を撮ってから、期待の眺望もなく早々に引き返します。まだ4人ほど山頂に残っていましたが彼らは小屋泊りなのでしょう。
17:00過ぎると一気に暗くなってヘッデンで足元を照らして無事大弛峠に到着。宿に遅くなったことの連絡を入れて闇夜の道路を照らすライトの中に鹿やタヌキ?が浮かび上がります。
反省としては君津の出発時刻を遅くとも1時間は早くしないといけないがドライバーさんへの負担が大きくなるので考え物です。
宿の女将さんは遅くなったにも関わらず歓迎してくれて温泉に浸ってからの夕食は我々の予算にしては豪華でした。
実は宿は定宿にしていた三富村の日の出荘予定でしたがおばあちゃんは6名は対応出来なく近々廃業するような話でした。
夕食後の部屋での二次会も疲れて早々にお開きとなって爆睡に入りました。
二日目は快晴、小倉山からの南アルプス眺望予定でしたが冠雪はなかったので諦めて西沢渓谷散策とワイナリー見学に予定変更です。朝風呂に入って朝食も美味しく1.5杯もご飯を食べました。西沢渓谷は今が紅葉真っ盛りで、鶏冠山が眺められるネトリ橋まで往復しますが紅葉狩りの人で結構賑わっていました。
マンズワインに立ち寄りますが建物が一新されていて高級感が漂い、駐車場には1台もいなく場所を間違ったのかなー思って案内嬢に聞くと、老朽化したので立て替えて、無料の試飲もなく、焼き肉ガーデンも廃止したとのことで浦島太郎状態でした。仕方なく一番安い¥300の試飲をして、昼食はほうとうが美味しく有名だった七福にしたが昔の味はもうなかった。もう一つ今回の目的の「ドメーヌ・ジン」ワイナリーに立ち寄ることです。オーナーは我々、鉈目山の会のメンバーで久しぶりの再会で会話も弾み元気そのもので、試飲にとワイン1本を出してくれて試飲にしては度が過ぎて4人で空けてしまいました。他にまだ蒸留途中の酵母の香りが残るここでしか味わえない貴重なワインも出してくれて「これは美味い」と飲ませてもらいました。ありがとう渡辺さん。
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